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思わぬ変化

2016-12-24 06:00:00 | 16期生のブログリレー

稼プロの皆様

16期生の八木原です。


今年も残すところ、あと僅かになりました。

普段なら、一息ついて年賀状を書きながら一年を振り返ったり、正月旅行の計画に心弾ます頃ですが、

私は、昨日の藤田さんのブログに書かれていた「診断士のみなさまならきっとわかってくださるでしょう

「宿題」・・・に、悪戦苦闘の真っ最中です。

 

しかし、正月もなく仕事ができることを、心底ありがたいと思えたことは生まれて初めての経験で、今春、

手がけた仕事がきっかけとなり依頼が舞い込んできたことは、稼プロのロールモデルとなった先輩方の

教えそのものだと思います。

 

私は製造業とは全く畑違いの小売業出身者で、アルバイトすら経験していません。そんな私が、製造業

の社長を相手に、製造ラインの見直しやIoT,AIについて、あ~だの、こーだのと言いながら宿題を書い

ている姿は、一年前には想像すらできませんでした。

 

AIについては、英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授

が、人間が行う仕事の約半分が機械に奪われるという衝撃的な論文を2014年頃に発表して話題になりま

したが、最近では、ある金融機関から融資業務をAIに代替させる計画が実際に発表されました。一方では、

グーグルが自動運転技術開発を止めるという報道がありましたが、そのような紆余曲折を経て、気がつけ

ば私たちの生活がAI抜きでは語れない時代が目の前に迫っているような気配です。

 

メーカーがプラットフォームを提供して、様々な人々がユーザー・イノベーションを起し、瞬く間

そのテクノロジーが生活を変えてゆく様、いわゆるコ・イノベーションはスマホとSNSや無数の

アプリの出現で、私たちは既に体験しています。この力は、AIにおいても発揮されてゆくものと思われます。

 

将棋の羽生善治氏は、2015年頃にはコンピュータと対戦して負ける日がくるだろうと10年前から予言してい

たそうですが、多くの人々がリアリティを感じる間もなく驚くべきスピードで変化が訪れるのかもしれません。

 

ご承知のように、今回の補助金申請(言ってしまった)では、第四次産業革命型のスキームがありますが、

IoTやAIを用いた設備投資を支援する内容のもので、私は、2件の申請をお手伝いしています。今、”へー”、

とか”ふーん”と半信半疑の社長や従業員の方、私自身も来年の今頃にはAI技術の応用について夢中にな

っている姿を思い浮かべると何かワクワクする気分で、悪戦苦闘しながらも頑張っています。

 

16期生の皆様、事務局の皆様、今年は大変お世話になりました。良い新年をお迎えください。

 

コメント (3)
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