稼プロ!20期生のヨシです。私は昔、タロットカードに凝っておりました。
タロットカードは今ではそれなりに認知されていると思いますが、トランプ
の源流ともいわれ、カードに太陽、法王等の絵が書いてあり、その絵を基に、
占いを行います。
ちょうど予備校生であったこともあり、友人からも良く「〇〇大学××学部
におれは受かるか」等の相談を受けました。私の合格可能性の占い結果は
結構当たると評判でもありました。当然です。友人の模試の結果や偏差値を
知っており、それもベースに占っていたからです。
大学に入ってからもたまに行いました。学園祭で友人がコンピューター占い、
私がタロットカードという「占いの部屋」を催したところ、大変な評判となり
かなりの方を診た経験をしております。最初の来訪者の学生を占ったところ
法王のカードが上下逆であったため「あなたは法学部ですね、ただし、まだ
就職が決まっていませんね」と言ったところ、まさしくその通りだったことに感動し
た彼が、皆に紹介して回り、口コミが生じた結果です。
予備校生、就職の決まっていない学生等、将来が分からない方は当然日常的に
不安を感じています。そこには当然、占いを傾聴してしまう心理が働きます。
私も同じ経験があります。チェーンの小売業を任されていたころ、新規の商業
施設への出店を何回も行いました。その際、初期投資はかなりの額であり、
もし失敗店となった場合、多額の損失をこうむります。出店を決める際は本当
に不安でした。もちろんタロットカードで出店の是非を決めはしませんでしたが、
常に不安にさいなまれる日々であったことは事実です。
経営者の方で占いに凝っている方が多いという話を聞くことがあります。本当
かどうかはわかりませんが、将来や、意思決定時に不安を感じることがあるの
は当然のことだと思われます。私は、診断士の勉強を通じて学んだことで、その
不安を和らげる仕事を行っていこうと考えており、引き続き、精進を重ねて参る
所存です。引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。