みんさま こんにちは。22期生 小山 亨二です。
今回は 私の次なるキャリアについて述べたいと思います。
1月のブログで、現職である「厚生労働省委託事業 キャリア形成サポートセンター」の次年度運営会社が他社に移るということうで、3月末限りとお伝えしていました。それから官民様々な求人(特に人材育成・支援関連)へ応募してきました。雇用形態や業種も様々で、将来独立コンサルを目指してはいますが、次ステップの方向性に途中でいろいろ悩み、迷うことが多くなりました。そこで、前回も活用したビズリーチのキャリアコンシュルジュサービスを使い、前回と同じ担当者でキャリアコンサルティングを受け、自身の将来キャリアについて、今一度明確化をしました。普段は、他人へのキャリア支援をしていますが、やはり自分のことになると分からなくなります。その中で、目指したい方向性がまだまだ不明瞭だったため、いくつかは視点を変えた質問をされました。その時のやり取りと心情を以下に列記します。(以下 Q=キャリコン、A=私)
Q「あなたの目指したい姿に近い人はいますか?昔憧れた上司などはいますか?」⇒ A「今、ぱっと思い浮かびません。良い上司はいました。」
⇒Q「それでは、好きな映画やヒーローはいますか?」⇒ A「映画ですか?どちらかと言えば話題映画を見に行く程度ですし…。観るのが好きなのはプロ野球ですね。」
⇒ Q「映画でなくても ドラマや漫画でも いいですよ。」⇒A(突然の質問になかなか答えられません。これは私自身が 現在 認識が顕在化されていない証です。が、振り絞って何となく思い浮かびんできたものを、口にしました。)「まぁ挙げるとすれば、インディ・ジョーンズとかミッション:インポッシブルかなぁ。」
⇒ Q「どうしてですかね?どこか気に入ったところはありますか?」⇒ A (う~ん、そんなことまで考えたことがない!、どうして選んだだろう?) 「勧善懲悪、かなぁ?… 正義が勝つ、最後は勝と分っていても、ハラハラドキドキするところかなぁ」
⇒ Q 「勧善懲悪が好きなんですね!」⇒ A(ここで、突然私の頭の中で、何かが見えてました)「いや、勧善懲悪というよりも…、2つに共通しているものは、明確な目標・ゴールを提示され、それの解決方法は自分なりに考えて、見つけて、達成して行くというもの。つまり、目標に向かって、プロセス自体は自分自身で決め、それを楽しんでやっていくところです!」
この時思わず、自分自身が「はっ」としました。そう、思っていたこと、つまり潜在意識が今まさに顕在化できたことです。第三者による強制的思考や言語化により、普段使わない脳を使って、深層心理のあぶり出しです。
これは、キャリアカウンセリングの大家 マーク・L・サビカスの「キャリアストーリーインタビュー」の手法です。この手法は試験対策で知識の丸暗記だけで、実体験は初めてでしたが、非常に腑に落ちるものでした!
また今後の方向性を決めていくうえで、次のようなアドバイスをいただきました。
Q「キャリアストーリーとして①「Actor」②「Agent」③「Author」として役回りがある。①「Actor」は演者で、与えらえた場で活躍する人、②「Agent」は演者が活躍する場を選定・設定する人、③「Author」は権威者で ストーリーそのものを創る人。これまでの話では①②は十分であり、これから独立を目指すならば、「Author」にならなければならず、つまり自分自身のキャリアストーリーを明確にして歩んでいかないといけない。」「より具体的には、4月以降どこの職場でも、そのキャリアストーリーに合ったものであり、③「Author」のための準備、つまり場数が踏めるような所が最適ではないか。」というものでした。
これに私自身 頭の中が非常にスッキリし、4月以降の新たな歩みを決めることができました。
結論は、求人応募は、いくつか面接まで進みましたが、全て不採用でしたが、同時に話をいただいていた、現在籍会社から転職した人から声が掛かり、そちらでお世話になることが、ほぼほぼ決まりました。この会社は、これまでと同じような行政からの委託事業を複数運営する中小企業ですが、社長も若く、また今度は事業マネジメント側になること、土日休みとなること、副業OKなことなので、キャリアステップ的にも非常に◎となり、決断しました。そして徐々に 自身の事業も始めたいと思い、まずは収入よりも場数優先ということで、現在支援している企業に対して個人としての継続支援を働き掛けています。
4月からまた新たなステージでキャリアを歩んでいくことになりましたが、全てが人とのつながりやご縁に恵まれていることを改めて気づかされました。今後は私自身も周りの方への支援も 少しづつ意識して行きたいと思います。