読者の皆様、こんにちは。
22期の柴山宗馬です。
私事ですが、先月に甥が生まれました。齢25で私も叔父デビューです。
叔父としてはお祝いムード全開なのですが、ふと頭に過ったのは
「この子が自分と同じ年になっているとき、のびのび生活できる社会だろうか?」という一抹の不安です。
25年後の私は50歳でちょうど今の倍の年齢となりますが、そもそも2048年の日本・世界はどうなっているのか? そこまで意識していなかったのが正直なところです。
というわけで端数を切り上げて2050年の日本予想・世界予想を調べると、不安を煽る言葉は山ほど出てきます。
日本は人口が1億人を切り、無人口地域は拡大、地方は都市も含め人口流出が進み、社会インフラは限界を迎え、年金制度は存続自体が危うい一方で医療・福祉業界は危機と共に拡大を続ける、当然ながら中小企業は特に地方で減少していく…
世界は人口が100億を超え、水不足と食糧不足が顕在化し危機的な状況になりつつも富の偏在は加速し、中間層以下に必要な資源を供給するための自然破壊は進む…
と、ここで絶望感を振り撒くのは簡単ですが、今回の本筋はそこではありません。
調べていて気付いたのは、こういった外部環境の俯瞰図をキャリア検討に落とし込んでいない自分でした。
もちろんVUCA時代なので、10年後20年後といった遠い将来の決め打ちはナンセンスな側面があるでしょう。
とはいえ、何が求められるかは、多少なり分野や領域、社会への問題意識をベースに考えることになります。
今までは特定の問題をいきなり決め打ちしていましたが、本来はそれをとっかかりに、外部環境の絡み合いを整理したうえで、真の問題意識を説明できるようにしておきたいところです。
おそらく無意識のうちに構築されているものがあるはずで、それを顕在化して視野・視座・視点を明確にしたいですね。
いずれは甥から純粋かつ切れ味抜群の疑問が飛んでくるでしょう。
そのときにしっかり答えられる叔父さんでありたいものです。
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