皆さんこんにちは!
稼プロ!事務局の田本です。
まだ3月入ったばかりなのに20度を越えてポカポカ陽気に体がなじまない今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日から明日にかけて2日間、第72期王将戦七番勝負の第6局が行われます。
今をときめく史上最年少5冠の藤井王将と、元7冠の羽生九段(冠で呼ばない時代が来るとは)との戦いです。藤井王将が防衛して、現在並行して挑んでいる棋王戦、挑戦権を得た名人戦と新7冠への道を駆け上がるか、それとも、羽生九段が待ったをかけて、前人未到の100期タイトル獲得に望みをつなげるか、注目の一戦です。
近年、囲碁将棋の世界でAIが普及し、テレビ放送でもAIによる形勢判断や次の予想手が導入されています。囲碁将棋のルールを知らなくてもスリリングに観戦できるようになったということでしょうか。
藤井王将の強さを表す表現に藤井曲線という言葉があります。AI形勢判断のグラフが単純増加関数になっていて、藤井王将の横綱相撲的な勝ち方の凄さを表現しています。歴代名人に対して、自然中原流、谷川の高速の寄せ、羽生マジックとその強さを表す一言がありますが、藤井曲線というのは、まさにAI時代ならではの言い回しです。
AIの示す形勢判断や予想手が唯一の正解のように取りざたされていることには少し危機感を感じますが、ABEMAとかのライブを見ると、対戦ゲームを見ているかのような感覚で、大盤解説を盛り上げつつ、現場の雰囲気を伝える役割をしていて、意外にも楽しめて興味深いです。AIの有益な使い方と思います。
藤井の最年少8冠なるか、それとも羽生の前人未到100期タイトル獲得なるか。藤井曲線を羽生マジック(終盤絶体絶命と思われるところで放つ奇手で逆転)で撃破か、要注目です。この週末、ABEMAやYoutubeなど、AI形勢判断と大盤解説でふたりの対局を楽しむのはいかがでしょうか。
*****
稼プロ!入塾希望者を募集中
説明会 3月17日(金)、31日(金)
講義見学会 3月25日(土)
詳しくは、ホームページをご覧ください。
ご参加お待ちしています。