こんにちは、稼プロ!23期生の曽我剛です。今日は漫画の効用について書きます。
高校生の娘が世界史の勉強に苦しんでいました。教科書を見せてもらいましたが、人名や国名、年号などが多く出てきて、暗記する事柄が多く、娘は四苦八苦していました。覚えるヒントもあまり無く、ただカタカナの人名や国名、数字の年号を丸暗記するというのは、苦痛でしかないでしょう。そしてテストが終わったら、ただ丸暗記したことはすぐに忘れてしまいそうです。ネットで検索すればすぐわかる事柄を、暗記するのに多大な時間を費やすのは、何とももったいないと思いました。
何か工夫はできないかと考え、我が家では、「まんが世界の歴史」シリーズを全巻買ってはどうか、という話になりました。漫画で読むことで、「なぜこの出来事が起きたのか」という時代の流れや背景が理解しやすくなると思いました。世界史の勉強で大事なのは、歴史上の流れや背景であり、大学入試でも問われるのはそういう点ではないか、と思ってのことです。また時代の流れ、背景を理解した方が、人名や国名なども暗記しやすいと思います。
私は漫画は教育や自己啓発に効果的に活用できると思っています。漫画の優れていると思う点は下記の点です。
1)いつでも手軽に手に取って読むことができる
2)読むこと自体が娯楽の一部になる
3)視覚的な要素があり、理解しやすい
4)多様な分野の漫画があり、知識や様々な視点を得られる
5)主人公に感情移入して疑似体験がしやすい
私は小学校低学年時にドラえもんをきっかけに漫画好きになりました。その後、少年ジャンプの漫画にはまり、高校生以降はいろいろな雑誌の漫画を読んできました。しばらく漫画を読まない時期もありましたが、コロナ禍になって、レンタルで漫画を借りるようになり、今も漫画を読み続けています。私が現在好きな漫画は下記の3つです。それぞれ学びの要素も多いですし、関連のビジネス本も出ていて、単なる漫画の領域を超えて、自己啓発本としても読む価値は大きいと思います。
1)キングダム(原 泰久 著):中国戦国時代を舞台に、戦略と戦術を駆使し、主人公が大将軍を目指す歴史漫画。
・関連本:「『キングダム』で学ぶ最強のコミュニケーション力」(馬場 啓介 著)、「『キングダム』で学ぶ 乱世のリーダーシップ」(長尾 一洋 著、 原 泰久 原著)
2)宇宙兄弟(小山 宙哉 著) :兄弟がNASAの宇宙飛行士を目指し、夢に向かって成長するハートウォーミングな宇宙冒険漫画。
・関連本:「宇宙兄弟 『完璧なリーダー』は、もういらない。」(長尾 彰 著)、「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み」(古野 俊幸 著)
3)アオアシ(小林 有吾 著) :Jリーグの育成年代(Jユース)を舞台に、少年達が成長していく過程を描くサッカー漫画。
・関連本:「アオアシに学ぶ『考える葦』の育ち方」(仲山 進也 著)
他にも良い漫画はいっぱいあります。日本の漫画業界がこれからも発展していって、良い漫画を生み出し続けてほしいと願います。皆さまも何かおすすめ漫画がありましたら、教えて下さい。