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睡眠の大切さを敢えて再確認しましょう。

2023-12-12 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!23期生の種本淳利です。
突然ですが、ここ数か月、一念発起してジムに入会して体力づくりをすることにしています。
その背景は、健康体であると考えている自分と実際の自分との間で、割と大きなギャップがあるのではないかと思うようになってきたためです。体力づくり年齢相応に身体が衰えてきたということでしょうか。

ジムでは、インストラクターの指導に従って、毎週末、数十キロのバーベルを上げてスクワットを何セットか行っているのですが、睡眠を(私なりに)普通にとれたと感じた週と色々なことに忙殺されて睡眠がうまく取れなかったと認めざるを得なかった週では、スクワットの質に明らかな違いがありました。通常は上げられる重量のバーベルが上げられなくなるのです。数値と体感の両面で何かから警告されたような感覚があったのと、明らかな違いを目の当たりにして、面白いとさえ思えた瞬間でした。

働き盛りの皆さん、睡眠を十分にとれている方は少ないのではないでしょうか?診断士業界の第一線にいらっしゃる方々から、「そんなことわかってるよ!」という声が聞こえそうです。私は今でも、睡眠時間を削ることに余り抵抗を感じない方だと思っています。(ただいま、午前2時23分)

しかしながら、睡眠時間を削るにしても、事実を知ったうえで削るのと、事実を知らないままでいるのでは、今後の睡眠時間が多少なりとも異なるのではないかと思い、改めてその重要性を整理してみたくなりました。(自分に対する戒めも込めて。)

以下は一般情報ですが、睡眠が重要であるといわれる理由とその効果です。

①疲労回復
睡眠の最も代表的な効果です。睡眠が深いほど、体内の修復や回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内の代謝が促進されます。脳も休まり、自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上します。身体の全体を休ませて自覚症状のない部分の回復にも役立ちます。入眠後20分から30分に訪れる最も深い睡眠で成長ホルモンが分泌され、肌の修復や新陳代謝が行われます。


②肥満防止
睡眠不足は食欲をコントロールするホルモン分泌のバランスを崩します。十分な睡眠は食欲をコントロールするホルモンを適切に分泌させ、エネルギー代謝を促進するホルモンが働き、太りにくい体質づくりに役立ちます。
なお、睡眠時に気道が詰まり、呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」は肥満によって引き起こされるとも考えられており、睡眠時の酸素摂取に支障をきたして睡眠の質を低下させる要因となっています。


③ストレス解消と生活習慣病防止
起きているときは交感神経が優位となりますので、睡眠が不足すると脳の緊張状態が長期化して精神的な疲労が取れず、ストレスが溜まることになります。ストレスによって発生する糖質コルチコイド(副腎皮質ホルモン)の過剰分泌による血糖上昇から、高血圧・高血糖が起こりやすくなり、更に進行すると糖尿病や狭心症・心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まります。また、糖質コルチコイドの過剰な分泌は、脳の海馬を委縮させて過剰な不安感に襲われるなど抑うつ状態につながるリスクを持っています。
十分な睡眠はストレス解消や生活習慣病の防止に大きく役立ちます。


④記憶の定着
睡眠には起きている間の体験を整理して記憶として脳に定着させる働きがあります。
ノンレム睡眠(深い眠り)で体験から得た感情や事柄を整理し、レム睡眠(浅い眠り)で記憶として定着させるリズムを作ります。しっかりとノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返すことで、不要な感情や体験を取り除き、記憶を定着させることにつながります。

如何だったでしょうか?何となく聞いたことあるような情報でしたが、改めて書き出して、読んでみると恐ろしい情報が含まれていたと思います。私は特に③が因果関係がはっきりしていて、かつ自分にも心当たりがあり予備軍にいるような気がして恐ろしいと思いました。
睡眠が健康維持に大切であることは多くの方が認識されていることだとは思いますが、具体的にどのくらい大切かを再確認したうえで、睡眠時間を削りましょう!?

本日も最後までお読み頂き有難うございました。

コメント (5)
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