こんにちは、24期生の金子政弘です。私にとって今年一番と言っていいほどうれしいニュースは2025年4月にエリッククラプトンの24回目の来日コンサートが決定したことです。ということで今回は世界で最も偉大なロックギタリストである‘スローハンド’こと、エリッククラプトンについて書きます。エリッククラプトンの音楽は1960年代の活動初期から一貫してブルースを基本にしています。様々なバンドを得て1970年代からソロ活動に入り、ロック、ポップス、カントリー、ジャズ、ボサノバといった様々なジャンルを貪欲に取り入れたオリジナリティの高い作品を数多くリリースしています。またブルースマンとして世界一の人気を誇ります。ブルースだけ演奏してこれほど世界中でアルバムが売れる人はいません。数ある名盤の中で特に私がおすすめしたいアルバムは1974年に発売された「461オーシャンブールヴァード」です。聴いたことがない方は是非一度聴いてみて頂きたいです。このアルバムにはボブマーリーの代表曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」やデュアン・オールマンのスライドギターの名演奏で知られる「プリーズ・ビー・ウイズ・ミー」そしてクラプトン作曲のバラード「レット・イット・グロウ」が収められています。ロック、ブルース、レゲエ風、カントリ―調のバラード等、クラプトンの多様な音楽性が詰まっています。ボブマーリー本人が演奏してもここまでヒットしなかった曲で、こういう風にロック調にアレンジして演奏すればこんなに世界中でヒットするのかと本人に言わしめたテイクが収録されています。音楽はマイアミのスタジオで録音されたゆったりした感じで、南国の気だるい雰囲気を表現したようなスライドギターと乾いたバンドの音が好きで、私の中では一番好きなクラプトンのアルバムです。このアルバムの雰囲気を味わいたいと思い、30年前にマイアミとカリブ海のバハマ諸島ナッソーに遊びに行ったことがあります。マイアミの繁華街にある有名なライブハウスは夜になると浮浪者が店の周りに何人も座っていて、とても危険なところでした。ホテルの人からむやみに街をうろつかないで目的地の往復は必ずタクシーに乗るようアドバイスを受けました。バハマのナッソーは街中から流れてくる音楽はほぼレゲエ一色で、カリブ海に降りそそぐ強い日差しと乾いた空気と美しい海がレゲエにピタッとはまり、夜お酒を飲みながらレゲエのライブを鑑賞しているとゆったりとした時間が流れ、音楽で自然と気分が高揚してきたことを思い出しました。話がそれましたが、クラプトンの来年4月に行われる来日コンサートのチケットを買うことができました。次に行くと通算6回目のライブ鑑賞になります。25,000円のチケットは決して安くない価格ですが、ただひたすらクラプトンの姿がまた見たくて躊躇することなく買いました。コンサートの評価は当たり前のことかもしれませんが、CDで聴くより断然良いです。過去コンサートを見て不満をもったことがないです。とにかくギターをもつ姿がかっこよくて、更にエレクトリック、アコースティックどちらも甲乙つけ難い素晴らしいギタープレイを聴くことができます。高校生の頃からクラプトンのギターフレーズをコピーしてきた私にとっては目の前で見るギタープレイはたまらないです。バンドのメンバーは超一流の凄い人をいつも連れてきます。80歳になるクラプトンがこの先、何度来日コンサートがあるかわかりませんが、熱烈なファンとしてはこの先も来日して私たちファンに夢と感動を届けて頂きたいと願っています。来日公演が近づくと高校生に戻ったような気分になり、いつもワクワクさせてくれる、そんな偉大なブルースマンです。40年以上もロイヤリティの高いファンを持ち続けるには若い頃のイメージを保つ努力がいると思います。ルックスはもちろん、ファンの期待を裏切らないクオリティの高い演奏と、常にライブではベストを尽くす姿があるのでファンが離れていかないのだと思います。人気を維持するのは日頃の地道な努力があってこそできることだと感じます。そんな「ギターの神様」クラプトンの今回来日するバンドのサウンドは得意のブルースロックを中心にした内容になると想像しています。価格は少々高いと思いますが、見る価値がありますのでロック好きな方には是非おすすめします。公演は東京のみで日本武道館にて2025年4月14、16、18、19、21、24日の計6回予定されています。
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残念ながらクラプトンはあまり聞いたことがないのですが、断然聴いてみたくなりました。刺激をいただきありがとうございました。
私はビートルズが好きでした。(クラプトンさんは、ビートルズのメンバーに誘われたことがある、という噂を聞いたことがあります)
ブログを読んで、改めてゆっくり聴いてみたいと思いました。ご紹介ありがとうございました。