こんにちは、22期の川元です。
今回は、先日ボストンコンサルティンググループ(以下BCG)出身の高松智史さんの著作『コンサルが「最初の3年」で学ぶこと』を読んでハッとさせられた「スタンスをとることのことの大切さ」について書こうと思います。
皆さんは結論を出せるほど情報が集まっていない中で、意見を聞かれた時「ケースバイケースだから現時点ではなんとも言えない」という趣旨の発言をしてしまったことはないでしょうか?
私は上司や後輩がこの手の発言をしている場面に何度も遭遇したことがあり、「それでは話が進まないし、あなたは今何のためにここにいるのか?」と感じたことがあるにも関わらず、自分でも言ってしまっていたことがあったように気付かされ、本書を読みながら強く反省しました。
ビジネスの世界は答えのないことがほとんどであり議論をしないと何も始まらず、議論を前に進めるためにも「まだ情報が集まりきっていない中でも、自分としてはこうだと思う」とスタンスを取ることが大切であると本書では説かれています。
コンサルタントとして価値の無い存在となってしまわないように、スタンスを取る習慣を付けておくようにしようと強く感じました。
他にも本書では、著者がBCGの中で学んだ100近い数のスキルについて記されており、どれも診断士として活動する中でも役立つだろう内容でした。
書籍紹介系の記事が続いてしまいましたが、ぜひ本書も一度読んでみてはいかがでしょうか?
診断士活動の一助になることと思います。
本もとても面白そうですね。読みます!
逆に不確定要素ばかりでああでもないこうでもないと長々議論することにストレスを感じてます。
議論の軸となる発言ができるよう意識したいと思います。
読書は大切ですね!