東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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代打、八重樫!

2014-12-16 19:57:48 | 14期生のブログリレー

皆さん、こんばんは。事務局の三好康司です。
今日は一段と寒いですね。身体に気をつけましょう。

代打、八重樫!でブログを書きます。
「代打、八重樫」をご存知ない方には、以下ご参考まで(笑)

八重樫幸雄(やえがし ゆきお)
 仙台商高から1970年にドラフト一位でヤクルトアトムズ(現:ヤクルトスワローズ)に入団。ヤクルトが初優勝した1978年、試合前の打撃練習で、当時の広岡監督より「お前は打たなくていい」と言われ、戦力として扱われていない悔しさを味わい、そこから打撃フォームの改造に着手する。入団16年目の1985年には打率3割を記録、念願のベストナインに輝く。その後代打の切り札的存在になり、1990年、入団21年目で通算100本塁打を記録。42歳まで現役を続け、1993年に実働23年で引退。
尚、ヤクルトのマスコット、"つば九郎(※)”とは仲が良く、試合後良く飲みにいっていたらしい。

(※)つば九郎(出典:ヤクルトスワローズ公式ホームページより)

あっ、またブログが脱線してしまいました。
では、最近の話題を。

11月30日に企業診断/日本酒執筆企画の最後のインタビューが終わりました。
2月号(12月20日〆切)の出稿に向け、メンバー一同頑張っています。

思えば一年がかりの企画でした。今年1月11日(土)に澤乃井(青梅市)の酒蔵見学ツアーに全員で参加、結団式を行いました。その後、2月の京都伏見ツアー、茨城県大洗市、東京都福生市、福島県二本松市と取材を続けました。11月は3社を取材、今までの酒蔵(メーカー)視点から、卸売業、小売業、飲食店の方のお話をお伺いしました。違う視点の方からお話をお聞きすることで、日本酒業界に関する新たな気づきがありました。

この一年、執筆企画に取り組ませて頂き、得られたことを5つお伝えしたいと思います。

(1)取材に関するスケジュール
執筆は、当然納期(出稿日)があり、そこから逆算した作業となります。「初稿作成~相互校正~初稿出稿~ゲラ入手~ゲラ校正~最終版出稿」というリズムが、この一年で身体に染み付きました。

(2)インタビューの仕方 
取材させて頂いた社長さんは、それぞれ日本酒に賭ける“思い”をお持ちでした。最初の頃は手探りの状態でインタビューを進めていましたが、終盤戦はインタビューのコツが少しは分かってきて、なんとか社長さんの“思い”をお聞きできるようになったかな、と思います。

(3)自分の文章のクセ
メンバーに何度も校正してもらうことで、自分の文章のクセが分かってきました。鴨志田先生からも「三好さんは、同じ語尾を繰りかえす傾向があるので注意しましょう」とご指摘を受けていましたが、一年を通じ、自分で気づいていない文章のクセが分かるようになりました。

(4)日本酒が飲めるようになった(笑)
執筆企画開始時はビール党で、どちらかと言えば日本酒は遠慮していました。会社の新人時代、上司から無理矢理日本酒の熱燗を飲まされ、次の日に二日酔いで苦しむことが多かったからかと思います。しかし、取材を通じ「美味しい日本酒を飲むと悪酔いしない」ということが分かり、すっかり日本酒党になりました。

(5)素晴らしい仲間ができた
この一年5名のメンバーで執筆を行い、チームワークの大切さを学びました。また、13期生を卒塾後も頻繁に会い、一生物の関係を築くことが出来ました。

最後に、本連載に関し、お忙しい中ご指導頂きました鴨志田先生、亀田先生に心から御礼を申し上げます。今後とも宜しくお願いします。

 

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円安効果による抹茶菓子爆売れ

2014-12-15 12:18:44 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生 増田雅好です。

 最近、銀座の街や電車やデパートでも多くの外国人観光客を目にします。

また、デパートの老舗茶舗で欧州の外国人観光客が日本茶葉の香りを嗅ぎ、時間をかけて気に入ったお茶を選んでいる姿を見かけました。銀座の街では、以前から中国人観光客の団体が観光バスを横付けし、ブランド品などの買い物している姿は日常的になっていましたが、今年は個人旅行の外国人も多くなったように感じます。

 2013年に外国人観光客が1,000万人を突破しましたが、2014年10月には1,100万人を超え、前年対比127%の伸びのようです。(日本政府観光局調べ)

それでも、アジアでは観光客数では1位マレーシア、2位香港と比較すると少なく第8位。世界では33位と観光立国としてはまだまだです。(ちなみに1位はフランスでした)

観光客が増加する要因として、政府の力の入れようはもちろんですが、やっぱり為替の変動が一番でしょう。12月に入り、1ドル=120円台になった日もありました。1ドル=80円台の時と比較し、日本人には円の価値が約66%低下したことであり、一方、外国人には1ドルの価値が1.5倍になるのですから観光客が増加するのも頷けます。数年前までは私も海外旅行では円高の恩恵を得ていましたからね。

 

この秋から免税品にお菓子や化粧品が加わり、大阪や京都の土産店では「抹茶のお菓子」の品揃え豊富になったようです。

先日の大阪の方から「目新しいお土産があったから買ってきた」と5重の塔のカタチをした抹茶チョコレートを頂きました。外国人を意識したパッケージとアルファベットで「KYOTO」を強調していました。また、ポッキーやコロン、キットカットなども「抹茶味」を発売しがっちり外国人のお土産ニーズを掴んでいます。

 今までの抹茶菓子はありましたが、外国人向けにパッケージデザインや形状を変化させるだけで売上増となるようなビジネスは、以外に身の周りにあるのではないでしょうか?

外国人の視点に立った商品や需要をキャッチし、中小企業に向けて診断士がお手伝いできることを開拓していきたいと思います。

おつきあいいただき有難うございました。

 

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スマホとクラウドで生活が変わる

2014-12-14 10:45:16 | 14期生のブログリレー

14期生小野田直人です。

診断士2次試験の合格発表が終わり、かつての受験仲間からも嬉しいお知らせが続々と届いています。去年の合格発表での嬉しかった瞬間を思い出しました。あっという間の1年でしたが、プロコン塾の諸先輩方のお蔭で人脈というかご挨拶させて頂いた方は多数。頂いた名刺の数をチェックしてみたところ、2014年に診断士関連で頂いた名刺が、176枚でした。(ちなみに会社の仕事関係で頂いた名刺は897枚)年間1000枚を超える名刺を頂いたことになります。

 大量に頂く名刺をみなさまはどのように管理されているでしょうか?

 私は名刺管理にクラウド名刺ソフトEightを利用しています。

https://itunes.apple.com/jp/app/eight-wu-liaono-ming-ci-guan/id444423637?mt=8

これは頂いた名刺を写真で撮影すると、「人間が」手入力で連絡先情報をインプットしてくれるという「人力」データ変換が売りのサービスで、なんと無料で利用できます。

 クラウドにデータが保管されるため、PCでもタブレットでもスマホでも同じ名刺情報にアクセスできます。なので、診断士の懇親会や会合で以前お目にかかった方のお名前がわからないときに、スマホでさっと名刺を調べることができて便利です。

Eightは、名刺データをExport出来ない点が不安だったのですが、Exportするツールを作られた方がいらっしゃいました。素晴らしい!

http://noriaki.hatenablog.com/entry/2014/03/23/export-vcard-bookmarklet-for-eight

 このアプリを利用させて頂いてから、名刺管理の時間が大幅に減り助かっています。
タダ写真で写すだけですから。

 他にもレシートを写真で撮影すると、何をいくら買ったかを自動でデータ化できる家計簿ソフトもあるようです。Eightと違い文字認識は「人力」でなく、ソフトウェアによる文字認識(OCR)が大半のようなので、誤変換の修正が面倒かもしれません。(私はまだ使ったことがありません)

 例えば「レシーピ」というアプリでは、食材を購入したレシートを撮影すると、買った食材からレシピを提案してくれるという斬新な機能も付いています。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.receipi.pakayo&hl=ja

 斬新なのはいいですが、食材を買ってからレシピを検索するニーズがどの程度あるのかは疑問かも。

 クラウド関連のサービスは、これからもどんどんと新しいビジネスモデルが生まれて来そうです。日本から世界のGlobal Standardになるようなサービスが出てくると嬉しいですね。

 最後までお読み頂きありがとうございました。

小野田直人

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難病とイベントの成功

2014-12-13 11:46:25 | 14期生のブログリレー

 すっかり寒くなりましたね。今夜も 「鍋料理に濁り酒」 と、既に決定してしまった 14期生 木村です。

また、しばしお付き合いいただければ幸いです。

 前回、筋ジストロフィーという筋委縮症の難病の話をさせていただきました。本日はその続きです。私が、数年前、

「日本筋ジストロフィー協会」 の全国大会に参加した時、ある事例報告がありました。

 それは、外国の支援資金集めの事例で、主催者はご自身も筋ジストロフィー患者です。内容は、有名なミュージシャンに何人も声をかけて、

チャリティーでイベントに出演してもらい、支援資金集めに成功しているというものです。もちろん大勢の一般の方々がこのイベントを

観に来るわけですが、その入場料が、この病気の支援資金に充当されます。

 なぜ成功したかというと、観に来る方々からすれば、通常では絶対にありえない組合せのミュージシャンのオールスター戦を観ることができ、

ミュージシャン側もこのイベントに呼ばれることが一つのステータスのようになっているためです。何よりもその場に集う者全てが楽しむこと

そのもので、困っている人々の助けになるという関係性が働いているのではないでしょうか?(余談ですが、なんだか診断士的に、

ブランド価値、準拠集団(願望集団)、関係性マーケティング、相乗効果などのキーワードが出てきそうですね。失礼しました。)

 年々規模が拡大しているようで、主催した人物は、もう完全にプロモーターですね。たまたま筋ジストロフィーという病気だっただけで、

それを上手に利用したまでです。イベントの映像を見ましたが、皆さん、本当に普通に楽しんでいましたね。難病という重苦しさは少しも

感じませんでした。

 この難病をかかえた主催者は、最初からこうなると想定していたかたかどうかは、分かりません。(例えば、診断士が事業の戦略を

立てるような・・・・)ただ、ひとつ想像できることは、勇気をもって周り人を巻き込みながら、一歩踏み出したことは間違いないと思います。

ハンディキャップのある人の方が、ハンデを乗り越えようとする意識が働くためか、かえって何かを成し遂げることができるのかもしれませんね。

情けないかな、なまじ五体満足だと甘えが働いてしまう気がします。反省しきりです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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「君は何によって憶えられたいのか」 By P.F.Drucker

2014-12-12 23:02:28 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今日は、ドラッカー氏の名言を取り上げてみたいと思います。 

「君は何によって憶えられたいのか」
これは、ドラッカー氏が、多くの人に問いかけた言葉です。
“成熟を増していく組織社会で、人間はみずから強みとする能力を存分に発揮し、思うように自己実現し、その結果社会に貢献していく、そうした営みが人間の幸せであり、成功したことになる”という考え方に基いて、このように問いかけたとのこと。

今、『ドラッカーと松下幸之助』(渡邊祐介著)を読んでいます。その冒頭部分で書かれていた内容ですが、この育成塾OB生が主催するドラッカー勉強会で、過去にドラッカー氏の著書にも書かれていたことを思い出した次第です。

プロコンとして、または、企業の一社員として、第三者に、「何によって自分の存在を憶えられたいのか」、言い換えれば「どういう時に自分の存在を思い出してもらいたいのか」ということになります。

そのためには、初日、藤田隆久先生がおっしゃっていたように、3つ以上、自分のキーワードを書き出して、それを掛け合わせて、自分の独自性を見つけていく・・・・

この育成塾14期生も早くも折り返し地点を通過しました。卒塾までに、ご自身のキャリアビジョンを見直し、卒塾するときには、「何によって自分の存在を憶えてもらいたいのか」の答えを見つけていってほしいと願っています。

私の場合は、「CS」でした。顧客満足なら鴨志田に・・・と研修でも指名してもらえるようになりました。自分の会社名にCSがついていることも、効果的だったと思っています。屋号を考える上でも、このドラッカー氏のメッセージを思い出してください。

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