東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

頭じゃない。心で動く診断士

2014-12-11 21:00:38 | 14期生のブログリレー

2014年11月、東北震災被災地を訪れる機会がありました。
そこで学んだことを紹介したいと思います。

3年経った被災地は瓦礫の山から未来に向けた年作りとして歩んでいるようです。
しかし、その内容は大規模な税金の投入や、人工的な盛り土、
自然と人間の格闘の図は何か複雑な気持ちになりました。

今回、陸前高田市から気仙沼を経て女川町まで廻ったのですが、
案内してくれた先輩診断士の言葉が心に響いたのです。

「診断士は頭で考えすぎなんですよ。もっと感じたままに動けばいい」

その方が会話の中で何気なく「中小企業診断士」について語った言葉です。
その方は3年前に会社をやめそのまま女川町の支援を続けています。
自身が阪神淡路大震災を経験したことから、
他人事と思えず駆けつけたそうです。
今ではすっかり現地でなくてはならない存在。

診断士としてどのように生きていくか。私自身模索する中で、
大きなヒントを得たように思えました。
経営コンサルティングという立場は頭を使う仕事ですが、
もっと大切なことは心にあると思います。

現地の汗と泥にまみれながら被災地支援を行う診断士が発すると
説得力があります。

「心で感じる診断士」
忘れてはいけないことですね。

 
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スマホの将来

2014-12-10 20:34:50 | 14期生のブログリレー

皆様、こんにちは。14期生の中川です。

前回のブログでは、電車内でのスマホ利用について、苦言めいたことを記させていただきましたが、スマホは現代人にとって必需品になりつつあり、特に通信・情報機器としてスマホなしでは、仕事にならない方も大勢いらっしゃると思います。そこで今回は、通信・情報機器としての携帯やスマホの歴史を振り返りながら、スマホの将来について、考えてみたいと思います。

 当方が社会人になった1980年代後半は、通信機器は電話、FAX、ポケットベル(ポケベル)が中心であり、営業マンはポケベルを携帯して外訪、ポケベルが鳴ると、赤電話から会社に電話し、要件を聞くというスタイルでした。

1990年代に入ると、携帯電話が登場、最初は電話(通信)機能だけでしたが、iモードのスタートと共に、インターネットへの接続が可能になり、情報取得手段としても定着、サービス内容が一気に拡充し、現在のスマホに至っています。

即ちこの30年間に営業マンの通信・情報手段は、ポケベルから携帯電話、スマホへと飛躍的に進化してきました。

スマホでは、様々なサービスを享受出来ますが、ビジネス上のコア機能は、“通信”(電話と各種メール)と“情報”(インターネットへのアクセス)の機能だと思います。

では、スマホのこのコア機能は、今後どういった方向に進化していくのでしょうか。

1つの可能性として、インターネットから得られる一般情報を深堀して、潜在的に必要な情報を探し出し、提供するようなサービスが起こり得ると思います。

例えば、ある中小企業A社に助言を行う時、我々中小企業診断士は、会社名で検索を行なったり、同業他社、業界、業種等をキィにして情報収集を進め、A社を深堀していきます。さらに、A社からのヒアリングや、SWOT分析等を経て、A社ニーズ、及びその解決策を考えていきます。こういった作業は時間と労力、知恵が必要となります。

これを、会社名と、会社のニーズ(財務面)、等と入力、検索するだけで、スマホが自動的にBig Dataにアクセスし、必要な情報を収集、分析の上、予想される会社の財務面のニーズやニーズに対する解決方法がアウトプットされるようなサービスです。

これは中小企業診断士の例ですが、入力された言葉から、ユーザーの潜在的なニーズを深読みして、Big Dataから取捨選択の上、有効な解決策を提供するようなサービスが可能になれば、画期的であり、大きなヒットになると思います。

これは、スマホ(コンピューター)が人間の“情報分析、問題解決の提案”を代わりに行うことでもありますが、コンピューターがプロの棋士にまともに勝負が出来るまで賢くなっていることを考えると、近い将来起こり得るサービスかもしれません。

もっとも、これが出来るようになれば、中小企業診断士始め、コンサルタント業は不要とされてしまうかもしれず、あまり便利になるのも考えものかもしれません。

以上、スマホの将来についての雑感でした。

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日本バスケの未来

2014-12-09 19:06:08 | 14期生のブログリレー

こんにちは!

14期生の日野卓郎です。

皆さん、風邪などひかれてないでしょうか?

私が勤務している三田(田町)はホントにビル風が凄くて、毎朝ホントに辛いです(涙)

えーそんな中、ブログリレーも8目となりました。

寒さに負けず張り切っていきたいと思いますので、今回も宜しくお願い致します

   

今日は日本のスポーツについて書かせて頂きたいのですが、「日本でメジャーな人気スポーツは何ですか?」と聞かれて、皆さん何とお答えしますか?

野球、サッカー、相撲、柔道、フットサル、バレーボール‥色々と挙がると思いますが、バスケットボールを挙げる人はそんなに多くないのではないでしょうか

  

先日、珍しくバスケットボールに関する話題が新聞やインターネットのニュースなどで載っていました。しかしそれは決して喜ばしい内容ではありませんでした。

その内容というのは‥

 

「日本バスケ 国際試合からの追放の危機!」

 

記事を読んでいて非常に悲しくなってきました‥(涙)

私自身、学生時代はスラムダンクという漫画にハマり、バスケに青春を捧げた身なのですが、バスケットボールが未だ日本でメジャースポーツとして確立されないのが非常にもどかしいです。なぜなら、学生スポーツという括りで話をすると、バスケは間違いなくプレーヤー人口が最も多いスポーツの1つだからです。野球やサッカーといった人気スポーツにも引けをとりませんこれだけ学生スポーツとして(特に小・中・高校)人気があるにも関わらず、「学生スポーツ」という枠から飛び出してしまうと、途端に廃部だなんだと、景気の悪い話が飛び交います

そしてついに日本のバスケチーム世界からも見放されてしまいそうなのです

  

皆さんもご存知かもしれませんが、事の発端はというと、日本に存在する2つのバスケットボールリーグにあります。

1つはJBL(日本バスケットボールリーグ)といって、今年からNBLに名称が変わったのですが、1967年に実業団リーグが発展して発足した歴史あるリーグ。

もう1つはbjリーグといって、2005年に発足した新リーグ

 

なんで似たようなリーグが2つもあるの?

ややこしいから1つにしてよ。

この2つが統合しないと、国際試合を認めないよ?

というのが、FIBA(国際バスケットボール連盟)の言い分です

  

この言い分、私の様な単なるバスケ好きから見ても非常に真っ当だと思います。

1リーグ制にすればチーム数も増えるし、制度として分かり易いし、規模の利益でもっとバラエティー豊かなサービスを提供できるはずなんです。

しかし現実は期日までに結論がまとまらず、FIBAから最後通告を受けるという始末。

どうしてサッカーのJリーグやプロ野球のセ・リーグ&パ・リーグのようにシンプルにならないの?と素人目には思うのですが、これには非常に根の深い歴史的な問題があるようです。即ち、実業団リーグの発展系であるJBLに所属するチームの大多数は、あくまで福利厚生の一環でチームを運営しています。一方、bjリーグは「プロリーグ」と銘打って、文字通りプロとしてお客さんを集めて、ゲームをして、お客さんから頂いたお金で収益を上げてチームを運営しようと考えています。このように、チームを存続させる根本的な認識の違いが両者にあるのです。この認識の差がなかなか埋まらず、遂に国際的に見放されてしまうという事態を招いてしまったのです。

  

じゃあbjリーグをプロと認定して、日本代表もbjリーグから選べばいいでしょ?

 

そう思う方も多いと思いますが、バスケの日本代表というのは、ほぼ全員がJBLから選抜されています。JBLは歴史あるリーグで、かつ、大企業が運営しているチームとあって福利厚生面もバッチリ。その為、高校や大学で活躍した選手がJBLへ流れていきやすいのです。これは私の私見も入りますが、アマチュア集団であるJBLの日本代表と、プロ集団であるbjリーグの日本代表が試合したらどうなるか?恐らくアマチュア集団であるJBLが勝ちます。このような「プロなのにアマチュアより弱い」という矛盾が話を更にややこしくして、今日のような国際試合禁止の危機に直面する事態となったのです。

※FIBAも勿論、この点は指摘済み。アマチュアより弱いプロ集団なんてプロとして認めないよと言っています。

   

以上の様に、非常に根が深いというかややこしい事態に陥っている日本バスケなんですが、バスケ好きの子供を増やすためにも、未来のマイケルジョーダンを生むための明るい未来の為にも、両者の歩み寄りを期待したいです。

また、日本にはバスケというスポーツを通じて、日本の明るい未来を作りたいという素晴らしい夢を抱いた人が沢山います。そのような人達に、いつか診断士として何かお手伝い出来たらとても幸せだなぁと思いました。

   

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。

日野 卓郎

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自分を語ることの必要性

2014-12-08 18:04:14 | 講師田村からのメッセージ

仕事をするうえで、コミュニケーションは欠かせません。
社内のコミュニケーション、顧客とのコミュニケーション、協働する仲間とのコミュニケーション。

コミュニケーションがうまく行かないと、恐らく仕事もうまくはいかないでしょう。

コミュニケーションには、指示、連絡だけでなく、自分の考えや意見を相手に伝えることが求められます。

さて、そのときに心の底から本音が言えるでしょうか?

親しい友人同士であれば、多少間違ったことをや、相手の意に沿わないことを言っても、あまり問題ないでしょう。

しかし、仕事だけの付き合いの人に対して、同じように自分の本音や悩みを言えるでしょうか。

私自身もそうですが、あまり親しくない人に『なかなか本音を言うのは難しい』というのが正直なところではないでしょうか。

本音でのコミュニケーションをするには、まず相手がどんな人なのか、どのような嗜好や思考を持っているかなど、その相手のことを理解しなければいけません。

ところが、相手から『私はこんな人間です』と語ってくれる人は、そう多くありません。

そこで、まず自分から自分自身について相手に語ることが必要だと思っています。

「私はこんな考えを持っています」、「趣味は○○です」、「小さいころはこんな生活をしていました」、「好きなタレントは○○です」、「家族構成は○○です」、「今までこんな失敗をしてきました」など、自分自身をさらけ出して話しをするのです。

自分をさらけ出せば、おそらく相手も心を開いてくれるはずです。

人は、相手のことを知れば知るほど、その相手に好感を持つと言われます。

そして、相手に好感を持ち、心を開いたコミュニケーションができれば、お互いに本音での議論ができるようになります。
そうなれば、意見をぶつけ合ったり、悩みを共有したりして、いい方向に議論が進むようになるでしょう。

まずは「自分語り」をして、相手に自分自身のことを知ってもらう。
そしてみんなが自分をさらけ出せるようになれば、人間関係も良くなり、いい形でコミュニケーションを進めることができるのではないかと思っています。

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世界一服にお金をかけるコンゴの男たち

2014-12-07 22:34:53 | 14期生のブログリレー

14期生の北方謙です。

先日、NHKで放送された“世界一服にお金をかける男たち”という番組で、
登場するコンゴの男たちのファッションや哲学が、とてもかっこよく、
最近忘れかけていた、”お洒落”の重要さを思い知らされるものだったので、ブログで紹介したいと思います。

この番組は、コンゴ共和国にいる「サプール」という
世界一おしゃれで見栄っ張りな男たちの話しで、
フランスの影響を受けながらもアフリカンらしい
大胆な模様やカラフルな色使いが、とても様になっていて、
カッコいいなあと惚れ惚れしました。

彼らのファッションがギネスの広告でも使われているので、
まずは、こちらをご覧ください。

Sapeurs - A Short Documentary by GUINNESS (2014)


彼らがカッコいいのが、ファッションだけでなく、生き様や哲学にまで昇華されていることだ。

「武器を捨て、エレガントに生きる」を実践し、
人にやさしく、そして礼儀正しく人と接することが、
お洒落において最も大事なこと」

という教えを、脈々と引き継いでいて、まるで伝統芸能のような取組みであることだ。

今まで残虐な内戦があっただけに、彼らの非暴力で紳士的な立ち振る舞いは、本当にすごいことだと思います。

なぜ、そんな危険な地域で紳士的な立ち振る舞いができるか?ということが、
とても印象的だったのですが、
「人は、自分の大好きで大切な服を着ているときは、
 気持ちがいいから、人にも優しくできるものだ。
 だからお洒落は、自分のためだけでなく、
 周囲の人と平和な関係を築くためにも重要なもの」
という教えが、彼らのエレガンスかつ自信に
あふれる立ち振る舞いになっているという話しに、しびれました。


「結局、見た目が大事」という言葉や、
相手に与える印象の度合は「言葉が7%、声が38%、見た目が55%」という
メラビアンの法則がありますが、
コンサルタントのような、人とコミュニケーションを生業とするビジネスマンであれば、
相手との良好な関係を演出するファッションを、もっと意識していかないとなあと思ったコンゴの男たちの話でした。

北方謙

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