ok_computer (MOJO Magazine) / Various Artists (2008)
英音楽誌「MOJO」の2008年2月号付録のCDはレディオヘッド(Radiohead)のアルバム名をもじって編集されたエレクトリック・ミュージックのオムニバス盤。最初期の1960年代後半~1970年代中期からニュー・ウェーブ期を経て2000年以降まで、やや偏りはあるものの、その道では有名なアーティストの作品がコンパイルされている(そうは言っても2000年以降のアーティストは知らないものばかりだけれど)。年代が違っても不思議と違和感が少ないのは、古い音楽が新しいのか、新しい音楽が古いのか…。こうして聴いてみると、この分野の過去と現代では方法論はほとんど変わっていないように思える。
コンピュータを使用した音楽は日本では「テクノ」と呼ばれて時代のアイコンとなり馴染みがあったが、一時は正直廃れた感があった。それが、1990年代にはアシッド・ハウス、レイヴの流行からダンス・ミュージックとして確立され、復権したというのが自分の持つイメージ。だから現代のダンス・ミュージックで「テクノ」という言葉が使われるとちょっと違和感というか、その「テクノ」と自分の思ってる「テクノ」は一緒じゃない、というおじさん思考が働いてしまう(笑)。
中古店にて購入(¥280)
01 Circus of Death - The Human League
02 Down in the Park - Tubeway Army / Gary Numan
03 Silent Shout - The Knife
04 Ankle Injuries - Fujiya & Miyagi
05 Fleece on Brain - Matthew Dear
06 Burning Car - John Foxx
07 Place I Know / Kid Like You - Arthur Russell
08 Afraid of Monsters - Xela
09 Rubycon (Part One) - Tangerine Dream
10 Dead Dogs - cLOUDDEAD
11 Dead Eyes Opened - Severed Head
12 The Acid Life - Farley Jackmaster Funk
13 Pepper Box - The Peppers
14 Plastic Man - The Gentle Rain
15 Space Child - The Sounds of Tomorrow