久々の名古屋市東区の車道本通商店街へ。一昨年来た時にも増して更地が多くなっており、開発の行く末が気になるところ。ただ、この商店街はお世辞にも活気が残っているとは言い難いので仕方のない事だろうか。近くで目的だった別の店の前に立ってみたが店を開けていない。この日は定休日ではないはずだったが仕方がない。方針を変更して、久しぶりに「鉄板スパ」発祥の喫茶店「ユキ」へ。以前と変わらない店内。主人と奥様の2人がカウンター内に。奥の席に座り、食べたことがない「ハンバーグ定食」や「焼きそば」と迷ったが、結局「イタリアンスパゲティ」を注文。ナプキンが巻かれたフォークと粉チーズ、タバスコが置かれる。周囲は世界中の民芸品で囲まれてカオスな空間。この店が紹介された記事なんかもたくさん貼ってある。一昨年ここのを食べてから、以前にも増して「鉄板スパ」が好きになり、愛知、岐阜の色々な店で食べ歩いた。だからもちろん味へのハードルは上がっているはずだ。
しばらくして湯気をたてた「イタリアン・スパゲティ」が運ばれた。イタリア人が見たら怒り出すだろうナ(笑)。さっそくフォークでクルクルと巻き、「熱いから気を付けて」という有り難い主人の忠告を無視して口に放り込む。もちろん軽く火傷(笑)。でも冷めるまで待っていられない恒例行事のようなものだ。以前食べた時は気付かなかったが、赤ウインナー、玉ねぎ、ピーマン、グリーンピースの他にもやしが入っている。逆に今回細切れの肉は見当たらない。このあたり、流動的なのか何なのか。食べ進んでいくと、あらためてケチャップの酸味がちょうどいいなと思う。いろいろ食べ歩くと、簡単な味付けで同じように思えるイタ・スパでも店によって味が全然違うのが分かるのだが、中にはちょっと個性的で2度目はいいや、っていう店も。うん、やっぱり旨いよ、ココの味。鉄板に流し込まれた玉子液は段々固まっていく。最近は鉄板に玉子がこびり付くのを避ける為だろうか、結構な量の油がひかれていることが多いが、ここは少な目なので食べ易いのかも。もちろん固まった玉子は鉄板にこびり付くので、それをカリカリとフォークで剥がして、あっと間に完食。あぁ、熱かった。用があったのですぐ店を出ようとすると、ちょうど食後の緑茶とお菓子を用意してくれているところだった。そうだった、そうだった。お菓子だけ頂戴して店を出た。(勘定は¥650)
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喫茶 ユキ
愛知県名古屋市東区葵3-17-42
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