以前初めて訪れて外観からはイメージ出来なかったなかなか風情のある店内の様子が心に留まった一宮の「大黒屋」に再訪。店の南側に数台分の駐車場があるのでそこに車を停めて店内へ。この日は最初女将さんの姿だけのように見えたが、厨房の奥に主人も居たようだ。石油ストーブの焚いてある土間のテーブル席に腰掛け、配膳カウンター上に掲げられた品書きの黒い木札を眺めてしばし迷う。結局、品書きの先頭にあった好物の「かつ丼」にしてみた。テレビを見ながら出来上がりを待つ。
意外と早く「かつ丼」が登場。出来上がり時間やかつの温度からすると揚げたてではなかったかもしれないが、自分にとって”揚げたてサクサク”は決してかつ丼の必須事項ではないので、それはそれで構わない。早速かつを取り上げてみると一片が四角い。揚がったかつにこういう包丁が入れてあるのか、こういう形で揚げてあるのか確かめなかったが、経験上こういうタイプのかつ丼はあまり多くない。かつはしっかりとつゆで煮込まれて、つゆととじ玉子と一体化している。口中で混然一体となって、旨い。濃いめに色付いたつゆの味付けは少し甘め。たくあんとお茶で時々口を変えながら美味しくいただいた。そういえば一宮には駅西にも同じ屋号の店があったはずだけれど何か関係があるのかな。(勘定は¥650)
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※閉店されたようです(令和3年9月現在)
大黒屋
愛知県一宮市真清田2-8-5
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