ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

つねかわ (2) @名古屋市北区・上飯田

2022年04月22日 | 名古屋(東区・北区)

久しぶりに上飯田の駄菓子屋「つねかわ」へ。自転車で坂を昇り、店の横に停めて暖簾をくぐる。店内には鉄板前に先客のカップル、テーブル席には孫を連れたお婆ちゃんの2組。鉄板前のカウンターに座らせてもらう。旦那の姿は見えなかったが、高齢の女性主人は相変わらず元気そう。隣の若いヤンキー・カップルは500mlのビール缶を5-6本も並べている。ビールはちょっと羨ましいけれど、よくこんな店で長っ尻(ちり)出来るものだ。おでんの鍋もあったが、この日は結構暖かかったのでそんな気分にはならなかった。後ろでは小さな女の子が駄菓子の吟味中。駄菓子の棚は健在で色々種類があるので楽しそう。主人に「お好み・イカ入り」をお願いした。鉄板で焼きが始まる。こちらのお好み焼きはもちろん重ね焼きタイプ。具材はキャベツ、刻みネギ、天玉、干し海老、紅生姜、そしてイカの切身。生地を注ぎ足したりしてじっくりと焼かれていく。とろみの少ないソース(こいくちソースかな?※)が塗られて完成。

※東海地方では「コーミソース」に代表される”こいくちソース”が根付いています

ヘラを渡され、そのまま自分で切っていただいく。もちろん熱々。火傷に注意しながら口に入れていく。生地の厚みもしっかり。紅生姜がしっかり効いていて旨い。イカの風味もちゃんと生地に移っていい感じ。焼き上がった時に「ソースと醤油とどっちがいい?」と訊かれたが、つい条件反射でソースと答えてしまった。醤油でも良かったかなーと後から思う。この後に車の運転が無かったらビール頼むのになー。ゆっくり食べられない性分なので、熱いままどんどん口に入れていった。壁に貼られた品書きの「源太焼」「こんじょう焼」などのオリジナルなのを追加で食べてみたいナと思いつつ、ヘラを置いて勘定してもらう。女の子はお婆ちゃんや主人に相談しながら駄菓子を選び終わって勘定を一生懸命に計算中。隣のカップルは3000円以上の支払いをしていたが、この店で3000円ってなんて豪遊だろう(笑)。次は運転の無い日に。(勘定は¥480)

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つねかわ

愛知県名古屋市北区上飯田東町1-37

 

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