豊國神社の参道を脇に入った所にあるお好み焼きの「ばんちゃん」へ。店は以前に立ち寄った和菓子屋「小ざくらや一清」の隣。すでに焼き上がったものが銀紙(死語)と白い薄紙に包まれて並んでいる。「ニク玉」「イカ玉」の他に「広島風」「タコ玉」なんてのもある。選んだのは「イカ玉」。安い値付けでたった1つなのにわざわざビニール袋に入れて持たせてくれた。申し訳なし。最初は家に持って帰ってからなんて思ったが、触ると熱々だったので「せっかく…」と急に食べる気になり、行儀が悪いが駅に向かう途中で歩きながら包みを開けた。
そもそも立ち喰い仕様なのがこの地方独特のお好み焼き。薄焼きを2つに折り畳んで包んである。焼いて置いてあったやつなのでもちろん蒸れてフニャフニャにふやけている。昨今はどんな食べ物でもサクサクとかパリパリとか、あまりふやけた感じのやつは好まれない風潮がある気がするが、こういう一銭洋食タイプのお好み焼きはこれが一番イイ。中はキャベツ主体でソースがたっぷり使われているのも懐かしい感じ。値付けが安いのでイカの風味は僅かだが旨かった。次は「デラックス」か「タコ玉」っていうのにしてみようかな。(勘定は¥180)
↓ 中村公園の豊國参道入口にそびえ立つ「大鳥居」(昭和4年・1929・建造)◇。高さは24m、幅34mの鉄筋コンクリート製。この鳥居、驚いたことに市道に立っているが市の所有物ではなく、神社の所有物でもない”所有者不明の物件”なのだそうだ(笑)。知らなかったー。何でも金色に塗る計画があるんだとか(←止めとけ)。
お好み焼き ばんちゃん
愛知県名古屋市中村区草薙町1-90
( 名古屋 なごや 中村公園 豊國神社 豊国神社 おこのみやき お好み焼 持ち帰り テイクアウト 近代建築 おおとりい )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます