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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

El Puerto Nautico(エル・プエルト・ナウティコ) @岐阜県各務原市

2019年03月15日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市の那加駅周辺を自転車で散策。この辺りには戦前から色街があり、戦後も接収された岐阜基地の米軍人相手の店で栄えたたと聞くが、その遺構はほとんど見ることが出来ない。何かそんなものを感じさせる建物はないかいなと寒風の中(訪問2月)ウロウロしていると、名鉄新那加駅前の通りに”ペルー料理”なる看板を発見。「え、各務原でペルー?」と引っ掛かった。その文字以外に日本の要素は皆無。ブラジルやフィリピンなどはよくあるが、ペルーってこんな所にコミュニティーでもあるのだろうか。がぜん興味が沸いたが、何しろ店先のそっけない感じといい、日本語の見当たらない所といい、なかなか勇気が要る。しかもペルー料理の経験値はゼロ。自転車で周囲をグルリと周りながら、やっぱり入ろうと決めて中へ。

中に入ると陽気なラテン音楽のBGMの下、簡素な内装のスペースにテーブルが沢山並んでいる。先客は…やっぱり向こうの人。厨房の中も全員向こうの人のようで(ペルーの方かどうかは定かでない)、飛び交う言葉は全てスペイン語(多分)。入ってすぐの席に腰を下ろし、写真入りのメニューを眺める。日本語でも書いてあったので料理の内容は分かるし、給仕の若い女性だけは東洋人(喋っていないので分からないが多分日本人)だったので助かった。何を注文したらいいのか見当もつかないので、前菜というページから1品「パパ・ア・ラ・ウアンカイナ」、魚介類というページから「セビッチエ・ミッスト」を小盛りで、飲物は「チチャ・モラタ」というあっちのものを注文した。その後に入ってくる客も全員あちらの人なのでもう完全に南米旅行気分(笑)。ワクワク。すごい店があるもんだなァ。

まずは「チチャ・モラタ」が登場。濃い紫色をした冷たい飲物で、何でも紫とうもろこしのドリンクだそう。味は甘いがすっきりとした口当たり。とうもろこしと言われれば、あぁそうかと思うが、言われないと何が原材料かピンとこない(笑)。次にとても綺麗な黄色のソースがかかった「パパ・ア・ラ・ウアンカイナ」が登場。チーズと牛乳と塩で作ったというピリ辛のソースが茹でたジャガイモにかかっていて、上にはスライスした茹で玉子が。オリーヴとレタスが添えてある。このソース、しっかりと辛いが旨い。メニュー写真通りで”映える”一品だったのだが、予想と違ったのは”冷製”だったこと…。寒風の中、自転車で走っていた身としては、寒い(苦笑)。メインの「セビッチェ・ミスト」はペルーの伝統的なマリネ料理だそう。というわけでこちらも冷製(これは予想通り)。カジキマグロ、ホタテ、タコ、エビ、紫たまねぎ等などが入っていて、ハーブも効いている。ソースはピンク色でこちらもピリ辛。白ワインなんかに合いそうだなァ。

いわゆるランチ・プレートがあるのかどうかは分からなかったが、やはり数人で行ってシェアするのが楽しいだろう。初体験だったが、どちらの料理も本当に色合いが綺麗で、今の若い子だったら”映え”というキーワードでも人気が出そう。突飛な味でもないので食べやすいし。帰ってから慌てて調べたら、いま世界で最も注目されている料理なのだそうだ。納得。女子はペルー料理店へ急げ。にしても何で各務原に…。次は何か温かいものを(笑)。勘定してもらってすぐに銭湯へ直行。(勘定は¥1,700程)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 那加雄飛ケ丘にある銭湯「平和湯」。各務原市では唯一の銭湯。設備も立派で半露天の薬草湯やサウナもある。この日の”もんもん”率はかなり高く、12名中5名…。

 


 

El Puerto Nautico(エル・プエルト・ナウティコ)

岐阜県各務原市那加西野町71

 

( 岐阜 ぎふ 各務原 かかみがはら 那加 なか ペルー ペルー料理 レストラン aji amarillo rocoto 銭湯 )

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トップ @岐阜県多治見市

2019年03月14日 | 岐阜県(東濃)

多治見市の銀座商店街の1本西の通りにあるパン屋「トップ」へ。創業して40年以上だとか。前に訪れた時は臨時だったか祝日だったかで店が閉まっていた。この日は日曜日だったのでOK。かつてはどの町にもあった”町のパン屋さん”。小さい頃には自分ちの家の前にもこんなパン屋があって、食パンを都度切ってもらっていたのを覚えている。その店は大手メーカーの看板を掲げていたが、こちらは自店で手作りしている店。中に入るとパンが並んでいるスペースはさほど大きくなく、ある棚には大手メーカーの物ではない懐かしい雰囲気の袋入り菓子が並んでいた(そっちの方が気になったりして…)。奥では座って食べることも出来るのかな。パンはトングでとってトレイにのせて会計してもらうよくあるやり方。曜日なのか時間なのか、あまり種類は多くなかったが、中から選んでみたのは、なぜか”菓子パン用”と冠の付いていた「カレーパン」と、”長野産”としてあった「野沢菜」。主人に勘定してもらい持ち帰る。

家に帰って次の日の朝ごはんとして食べてみた。”菓子パン用”というのがよく分からなかったが、つるんとした通常のパン生地なので、いわゆる衣をつけて揚げてないということなのかも。2つのパンがくっついたような形をしていてカレーは想像通り優しい味。「野沢菜」は刻んだ野沢菜とマヨネーズ、そして頂部に胡麻が散らしてある。口に入れて野沢菜に当たるとその塩気が適度に効くし、上の胡麻がいい感じ。コーヒーと一緒に美味しくいただいた。自分が訪れた時はこういう総菜パンがほとんどだったと思うが、他にも「多治見焼そばロール」や「ねぎ焼き」「三角あげパン」なんていう面白そうなものがあるらしいのでまた寄ってみよう。(勘定は¥300程)

 


 

↓ 「旧・昭和橋郵便局」(昭和初期・建造)。ずっとこのまま利用されず建っているので、ある日突然…なんてことがちょっと心配な物件。

 

 


 

 

焼きたてパンの店 トップ

岐阜県多治見市金山町11

 

( 多治見 たじみ トップ パン パン屋 ベーカリー Bakery 総菜パン 焼き立てパン たじみそ焼そば たじみそやきそば 近代建築 )

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F・B・I @岐阜県岐阜市

2019年03月13日 | 岐阜県(岐阜)

JR岐阜駅の南口から西へ、というより金津園のはす向かいと言った方が分かり易い喫茶「FBI」へ。実は以前にも入ったことがあるが、その時はまだモーニングの時間帯で食事が出来なかった(何でもトーストの厚みが凄いらしい)。店の入口上には「Welcome! ladies and gentlemen.」の文字が。やっぱりアメリカを意識しての「FBI」なのかな。サンプルケースを横目に中に入ると、相変わらずの昭和喫茶仕様。一番奥には懐かしのTVゲーム卓もあるという昭和っぷり。調理場の上の☆マークはこれもアメリカを意識しているんだろう(でも何故「FBI」?・笑)。以前と変わらず女将さんが1人でやっていらっしゃった。緑色のビニールソファに腰掛け品書きを確認。前回食べられなかった「オムライス」をお願いした。

しばらくして運ばれた「オムライス」は強めに焼かれた薄焼き玉子で巻かれた”喫茶クラシック”なタイプ。上からケチャップがたらされている。ミニサラダの小鉢が添えられていた。早速スプーンを入れていく。中の具材はハム、玉ねぎ、人参のケチャップライス。しっとり軟らかめに炒められている。オーソドックスなタイプだしケチャップ味なので驚きは無いが、最近はデミグラスソースやトマトソースがかかったもの、オムレツをカットして拡げるいわゆる”タンポポオムライス”ようなバターリッチなタイプのオムライスが盛んで、こういう喫茶系オムライスは少なくなってきているので、そのうち貴重になったりしてしまうのかな。ミニサラダに付けられたフォークがフルーツを食べる時用の小さく細いフォークだったので、サラダを食べるのに四苦八苦(笑)。(勘定は¥650)

 


 

 ↓ 前から気になっていた玉姓町の大きな建物(建築詳細不明)。バスでも駐車していたかのように1階部分の天井が高く、壁の内側はタイルで装飾してある。Googleマップで見てみるとギャラリーとなっているが…?。

 

 


 

喫茶・軽食 F・B・I (FBI)

岐阜県岐阜市加納愛宕町38

 

( 岐阜 ぎふ JR岐阜駅 エフビーアイ エフ・ビー・アイ 洋食 焼きそば 喫茶 純喫茶 モーニングセット モーニングサービス ランチ 金津園 ソープランド 近代建築 )

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The Complete In A Silent Way Sessions / Miles Davis

2019年03月12日 | ジャズ

The Complete In A Silent Way Sessions / Miles Davis (2001)

ジャズの歴史の中でもかなり重要な転機と言って間違いない1969年のマイルス(Miles Davis)のアルバム「In A Silent Way」のComplete Sessionsと名付けられたボックス・セット3枚組。このコンプリート・シリーズはいくつも発表されているが、当初からアルバム単位ではない括りを”コンプリート”なんて銘打つものだから「意味不明」だと、特に高名な評論家を含め揶揄されてきた。自分も初めてこのシリーズを購入した時には、その音源の集め方に上手く順応出来ず、水増しというか、逆にオリジナルの凄さを再認識するツールのひとつとしてしか聴けず、それぞれの音を楽しむという所まで到達出来ていなかった。この「The Complete In A Silent Way Sessions」でも過去に発表されていた「Filles De Kilimanjaro」(1968)、「Water Babies」(1976)、「Circle In The Round」(1979)、「Directions」(1981)、といった編集盤に収録されていた楽曲を含み、果たしてこれが「In A Silent Way」のコンプリートと言っていいのかという疑問が常についてまわる。

ではこれが些末な音源かというとさにあらず。当時のマイルスがいわゆる”ジャズ”という括りから逸脱し、ロックやファンクに接近する時代の貴重な標本となっている。正式に発表されなかった、あるいはテオ・マセロ(Teo Macero)によって巧妙に編集された正規テイクのアウトテイクというだけでなく、才能が溢れてあたかもこぼれ出しそうなマイルスと、それに負けじと猛追する、あるいは追い越しそうになっている周囲のミュージシャンの貴重な記録となっている。参加メンバーはデイヴ・ホーランド(Dave Holland, Bass)、トニー・ウイリアムス(Tony Williams, Drums)、ジャック・ディジョネット(Jack DeJohnette, Drums)、ジョー・チェンバース(Joe Chambers, Drums)、ジョン・マクラフリン(John McLaughlin, Electric Guitar)、チック・コリア(Chick Corea, Electric Piano)、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock, Electiric Piano)、ジョー・ザビヌル(Joe Zawinul, Electric Piano, Organ)という、泣く子も黙る布陣。マイルスが呼んだという事実だけでキャリアに箔が付くので、彼らにとっては最高最大のチャンスでもあったはず。

このあたりからマイルスの電気化が決定的となり、のちの”フュージョン”の流れとなっていくのは周知のとおり。結果論だが、この流れは依然としてアナログ至上主義が残っていたジャズ界を変えた。この辺り、ボブ・ディラン(Bob Dylan)がアコースティックを捨て、エレキ・ギターに持ち替えた為にフォーク原理主義者からバッシングに遭った史実と重なる部分がある。自分はもう昔のようにじっくり検証しながら聴くなんていう忍耐力は持ち合わせていないので、ダラダラと流し聴きするだけなのだが、にしてもどの瞬間を切り取ってもカッコイイ。緊張感に溢れている。実際にマイルスがラッパを吹く時間なんていうのはごく僅か。他はきっと目配せしたり、指示したりという、いわゆる総合プロデューサー的な役割なんだろうけれど、その音数の少なさがまたかっこよかったりする。確信犯的。それぞれが持ち味を披露した後に聴き覚えのあるテーマ(あるいはフレーズ)に戻る時のゾクゾクするようなかっこよさといったら。

オークションにて購入(¥2,031)

  • CD (2004/5/11)
  • Disc : 3
  • Format: CD, Box Set
  • Label : Sony
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スイス @滋賀県彦根市 (※閉店)

2019年03月12日 | 滋賀県

今回の彦根散策のきっかけとなったと言っても過言ではない店「スイス」へ。創業は昭和47年(1972)。彦根市民のソウルフードといっていい店だそうで、ずっと以前からその人気の程は伺っていたのだが、前回彦根訪問時は時間が合わず叶わなかった。念願の訪問。こんなに交通量の多いロードサイドにある店だとは思っていなかった。聞きしに勝る外観(笑)。夏は緑に覆われるんだろうか。開店時間前に店に着いたが、すごい並びかと思いきや車が1台停まっていただけだったので、時間を潰そうと隣のコンビニに寄って戻ると次々と車が駐車場へ。それでも並びはまだ10人程。自分も列に加わる。開店時間になり店内へ。建物の構えの割にこじんまりとしたスペースで、カウンターは5席程、テーブル席が7卓程。もちろんすぐに満席になった。テープで補修してあるがたついた椅子(笑)に座り、メニューを眺める。並んでいる時も何にしようか最後まで迷っていたが、結局定番と思われる「ハンバーグステーキ」と、店名を冠した「特製スイス丼」を注文した。

目の前の調理場の中にはご夫婦と、若い給仕が2人。年季が入った店内は煙で燻されて焦げ茶色に染まっている。こんな狭いスペースで調理しているのかとびっくりするほど。次々と入る注文はやはりハンバーグが多く、大きなボウルに入ったタネを主人がその場で軽く丸めて焼いていく。カウンターに隠れて手元までは見えないのでどこで作っていたのかも分からないオムライスなども次々と魔法のように出来上がっていく。キョロキョロと店内を見回したりしているうちに自分の注文した「スイス丼」も出来上がっていた。

楕円のカレー皿に盛られた「スイス丼」はメニューの説明通り”豚肉と玉ねぎを特製のたれで炒め煮にした肉丼”。よそでは焼肉丼なんて呼ばれることもあるタイプのご飯物だ。味付けはソースとケチャップを混ぜたような感じ。たっぷりの玉ねぎと豚バラ肉の脂で甘さも感じられる。いい意味で想像通り。パクパクとやっていると熱々の鉄板にのった「ハンバーグステーキ」が登場。こちらにはいわゆるソースはかかっておらず、味付けはごくシンプルに塩胡椒といった感じ。本当に軽く丸めただけという感じなので不格好だが、大きめに刻んだ玉ねぎがたっぷり入っていてふわっとした焼きあがり。しっかり肉の旨味が味わえて旨い。添えてあるのはやや強めに焼きあげられた目玉焼きとスライスした玉ねぎ。黄身はちゃんと軟らかいので途中で潰して肉と合わせたり、卓上のウスターソースを少したらしたりして楽しんだ。昭和54年のオイルショックから値段を変えていない(どころか内税なので消費税が上がると実質値下げ)という安さのバイアスもかかるが、この値段でこの味。彦根の若い学生の胃袋を支えてきたという人気に納得。次は最後まで迷っていた「オムライス」「カツサンド」「カツカレー」あたりを食べてみたい。(勘定は¥900)

この後の記事はこちら

 

 


 

 ↓ 彦根城のお堀端に建つ「滋賀大学講堂(旧・彦根高等商業学校講堂)」(大正13年・1924・建造)。この日は試験で門扉が閉じられ、残念ながら近づくことは出来ず。国登録有形文化財。

 

 ↓ 同じく滋賀大学の構内にある「滋賀大学陵水会館」(昭和13年・1938・建造)。裏の路地から撮影。正面から見てみたいなァ。ヴォーリズ建築事務所による建築。こちらも登録有形文化財にも指定されている。

 ↓ 「彦根地方気象台」(昭和7年・1932・建造)を再訪。改修工事で綺麗になった外観。あまりに整い過ぎて古さを感じさせないが、窓や玄関周りに近代建築の雰囲気を感じることが出来る。

 ↓ 中央町の「金亀会館(旧・藩校「稽古館のち弘道館」)」(寛政11年・1799・建造、大正12年移築)。傷みが激しいのかロープが張られて立入禁止となっていた。

 

 


 

喫茶・食事 スイス

滋賀県彦根市中藪町598-2

※令和4年5月を以って閉店されました

 

( 滋賀 しが 彦根 ひこね スイス 喫茶 喫茶店 レストラン 洋食 コーヒー ハンバーグ 定食 ランチ 近代建築 滋賀大学 学生 閉店 廃業 )

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渡辺のとんちゃん (2) @岐阜県関市

2019年03月11日 | 岐阜県(中濃)

関市の「渡辺のとんちゃん」へ。持ち帰りの「とんちゃん」や「さがり」を買って帰ったことはあったが、店で食べるのは久しぶり。以前幹事をしてもらった知人に今回もお任せ。店に入ると自分達のテーブルにすでに色々な皿が用意されていた。カウンター席には赤ら顔の年配のおじさん達が旨そうにビールを呑んでいる。自分達も負けじと生ビールで乾杯。幹事の顔が効いているので、何も頼まなくてもお任せで色々な料理がたっぷり。真ん中には「もつ鍋」のデカい土鍋も用意されている。「もつ鍋」は辛味が入っていてチゲ鍋っぽい味付け。物凄い量のもつが入っているのだが、もちろんプリプリで旨い。じわっと辛さが効いてきて体もポカポカに。どれだけでも入っていくなァ。

ここのお母さんも若い衆もサービス精神がたっぷりで、まだこれもある、これもある、と次々に料理が出来てテーブルにのらない程。その後もにぎやかに歓談しながらどんどん呑んで食べてを続けたが、肉を喰らう喜びの味わえる旨い「さがり」が鉄板で出てきたあたりでさすがに皆の箸が止まってきた。まだこれから「とんちゃん」が出ると言うが、皆ギブアップ。なんと店の看板料理まで到達出来ず(苦笑)。参加したメンバーが皆、自分がもう若くないことを思い知らされ、終了。残った料理で持ち帰ることの出来るものはパックに入れて持ち帰えらせてもらった。お腹がはちきれそうだ。ご馳走様。(勘定は¥4,500程/人)

以前の記事はこちら

渡辺のとんちゃん (とんちゃん渡辺)

岐阜県関市東町1-4-57

 

( 関 せき 渡辺のとんちゃん とんちゃんの渡辺 わたなべ わたなべのとんちゃん トンチャン 持ち帰り ホルモン 鉄板焼き 鉄板焼 もつ鍋 ホルモン鍋 チゲ鍋 )

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HUB名駅店 @名古屋市中村区・名駅

2019年03月10日 | 名古屋(中村区・西区)

平日の昼間に仕事上のとある立食パーティーに参加した後、一緒に参加した知人と帰る前にどこかに寄ろうかという話になったが、あまり遅くまでは…という知人の都合で営業している(酒が呑める)店を探してみた。寄ったのは全国に沢山の店舗があるパブの「HUB名駅店」。名古屋市内にも4軒の店があるようだ。駅から近く、無休で昼から営業していて、もちろん酒が呑めるので有難い。店に入るとダークウッドを基調としたそれっぽい内装(って大昔に入ったきりだが)。数組の先客が居た。席を決めメニューを眺める。さっきのパーティーで少しつまんでいるのでさほど腹は減っていなかったが、折角のブリティッシュ・パブなのでつい「ザ・フィッシュ&チップス」と「HUB ALE(ハブエール)」の1パイントを選んでしまった。キャッシュ・オン・デリバリーなのでカウンターまで行って勘定を支払い、受け取って席に戻る。

「ハブエール」は琥珀色をしたクラフトエール。どこかは知らないが新潟のブルワリーのものだとか。専用のパイントグラスに入れられたビールを飲(や)る。さっき呑んできたばかりだが、仕事上の挨拶がてら呑むのとは違い、旨い(笑)。「フィッシュ&チップス」は白身魚(タラかどうかは不明)とポテトのフライ。カット・レモンが添えてあり、つけるソースはケチャップとタルタルソース。卓上にあった元祖ウスターソースの「LEA & PERRINS」は自宅にも置いているが、やっぱりここで使わねばと少しかけたりして楽しんだ。追加は気分で「ジントニック」と「生ハム&サラミ」。「ジントニック」には”J Size”と書いてあったが何の事か分からず、大した値段でもなかったのでそれにしたら”Jumbo”のJだったようでデカいグラスで出てきた。嬉しい誤算(ただし、もう今日は使い物にならないナ…)。勘定がえらく安いナと思ったらハッピー・アワーの値引があったようだ。また嬉しい誤算。(勘定は¥2,800程/2人)

 


 

↓ 久しぶりに、かつて堀川と中川運河を繋いでいた「松重閘門(まつしげこうもん)」(昭和7年・1932・建造)を観に行った。隣接する「松重ポンプ所」(昭和12年・1937・建造・写真5枚目)では足場が組まれて何か工事が始まるようだったが…。

 

 

 


 

HUB名駅店

愛知県名古屋市中村区名駅3-15-11 M三ダイニングビル 1F

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき HUB ハブ イングリッシュ・パブ バー グリル BAR 昼飲み 近代建築 )

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将門 @岐阜県岐阜市

2019年03月09日 | 岐阜県(岐阜)

日ノ本町の「イトシン浴場」でひとっ風呂浴びてから歩いて名鉄岐阜駅東の酒場「将門」へ。まだ口開けの時間なので先客はおらず。カウンターの端に座らせてもらって何は無くともビールを。「赤星」(サッポロラガー)の中瓶。最初の1杯は注いでくれる(男性店員だけど…笑)。銭湯で喉はカラッカラなので冷たいビールが五臓六腑に滲みて…ウッ、ウメー。何も食べずとも1本空けてしまいそう。まずは串を注文。「とり」「肝」「ハツ」をたれでお願いした。厨房の中は年配の親父と強面だが優しい若いのの2人(のちに若い女性給仕が1人)。

丁寧に焼かれた串はどれもややレア気味の焼き加減。肉質が良くどれも旨い。次は日本酒。冷蔵してあるもののうち「松の司・生酛純米」を。若いのが冷蔵庫から取り出し、小さいコップ+桝にこぼしてくれる。ちょっと冷え過ぎなのでコップを手のひらで包んで温度を上げて開かせた。追加は「自家製塩辛」と「しめさば」。「しめさば」は淡い漬け加減。これも鮮度よく旨い。「長良川」を追加。ここは1升瓶の蓋を開けてもいちいちエア抜きをしていてエライ。店のBGMは有線だろうか80年代の歌謡曲中心。桑名正博、八神純子、ツイスト、YMO、etc…。ドンピシャの世代なので知っている曲ばかりで和んでついつい酒が進んでしまう。

本当は河岸を変えようと思っていたのだが、汗をかいた後に酒を流し込んだものだから、酔いも回ってもう面倒臭くなって腰を落ち着けることに。酒は「Aハイ(下町ハイボール)」(天羽飲料)に変更。カットレモン入り。つまみは「ハラペーニョの揚げ春巻」。サルサソースでいただく。これはしっかり辛い。次は訳も分からず「男巻」なるものを。豚バラと漬物か何かを巻いたもの。次の「ささガリ」も分からないまま注文。生姜か何かと予想していたら、これはガーリックの意。ささみのフライだった。次の酒は「バイスサワー」(コダマ飲料)。さっきのといい、東京の下町の酒場でしか見ないような渋い酒を置いているなァ。冷製の「酢もつ」と「コブクロのねぎポン」。これは完全に被った(苦笑)。どちらも刻みネギたっぷりで酸っぱい味付け。もつの鮮度もなかなか。「バイス~」の”中”をお代わり。よく呑んだ。隣に座った同年代の男性客がBGMにのせて音痴に口ずさみ始めたのでそろそろ退散…。最後は緑茶(有料)と「バッテラ」を注文。「バッテラ」は熱いご飯に酢を合わせて冷ましてその場で作っていた。鯖の身は厚くてなかなかだが、いかんせん押せてないし熟れていないのでこれはいまひとつ。にしても総じてどれも旨く、酒も色々揃っていて、よく呑んでよく食べた。(勘定は¥5,700)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 2階に浴場がある日ノ本町の大衆浴場「イトシン」。2方が窓で明るく薬草湯やサウナもある。熱めの湯で気持ちいい。開いてすぐのこの時間帯だとたいてい体に模様が入った人達と一緒。

 

 


 

串焼き 将門

岐阜県岐阜市清住町2-4

 

( 岐阜 ぎふ 名鉄岐阜駅 まさかど 居酒屋 酒場 下町酒場 天羽飲料 Aハイボール コダマ飲料 バイスサワー サッポロラガー 押し寿司 鯖寿司 さばずし 銭湯 ) 

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Oh, No! It's Devo, Freedom Of Choice / Devo

2019年03月08日 | パンク・ニューウェーヴ

Oh, No! It's Devo,  Freedom Of Choice / Devo (1993)

以前購入したディーヴォ(Devo)の2in1CDのシリーズをもう一つ購入。こちらは5作目の「Oh, No! It's Devo」(82年)と、なぜか3作目の「Freedom Of Choice」(80年)のカップリング(+2曲)。収録時間の加減なのか、にしても順番も意味不明の2in1。これはイギリス編集盤なのでイギリスでの発売順序とかがアメリカと違ったのかな。どちらにせよキワモノだった彼らがヒット曲を飛ばし、全世界的に認知された充実した時期の作品となる。先に収録されている「Oh, No!~」ではプロデュースをクイーン(Queen)やカーズ(The Cars)で有名なロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)が担当している。だからという訳ではないだろうが初期と比べてバンド然としていて、いわゆるテクノ・ポップ的な音像は思ったより少なく感じる。当時自分が想像していたよりもライヴ活動が盛んだったようなので、こちらの方がディーヴォの実態を現しているのかもしれない。

12曲目からは「Freedom of Choice」。セルフ・プロデュース作品で、このアルバムからはロバート・パーマー(Robert Palmer)がカヴァーした「Girl U Want」や「Whip It」などのヒット曲も生まれている。”エナジー・ドーム”(←正規品が市販されている・笑)姿が全盛の頃。前述したように、この頃のディーヴォを知ったのは小学校の頃に読んでいた漫画「すすめ!パイレーツ」によく出てきたから。当時作者の江口寿史氏はニューウェーヴ系の音楽にハマっていたとみえて挿絵でよく出てきていた。ただ持っていたのはファーストのアナログ盤のみ。どちらかというと後半(つまり3枚目)の方がしっくりくるのはその影響だろうか。衣装やアクションの方が強烈で惑わされがちだけれど、総じて意外とオーソドックスな音作り(歌詞は除く)。

オークションにて購入(¥700)

  • CD (1993/7/1)
  • Disc : 1
  • Format: CD, インポート
  • Label : virgin
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ベニヤ @滋賀県彦根市

2019年03月08日 | 滋賀県

1年半ぶりに滋賀県彦根市へ。仕事の都合上あまり遠出が出来ないので、片道2時間以上かかるような土地へ行く場合は途中で呼ばれたら帰る覚悟で臨まねばならない身。思い切って朝早くから車を走らせた。幸いスイスイと到着し駐車場に車を入れ、トランクから自転車を取り出し、朝の彦根市街へ。彦根銀座街のある喫茶店で朝のコーヒーでもと思ったが、その店はまだ開いていない様子。同じ商店街でいい雰囲気だったこちら「紅屋」に入ることにする。まだシャッターの閉まっている店ばかりのアーケードの下に自転車を停めて中へ。店内は煉瓦を基調としたシックな内装で、天井にはステンドグラスを模したような天窓風照明があり落ち着いた雰囲気。古い喫茶店はたいてい積年の雑多なものが見えてしまう場合が多いが、こちらは余計なものが何も無くスッキリ。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。メニューに「モーニングセット」というのがコーヒー1杯と100円しか違わずあったので、それをお願いした。

ベロアのソファーに座ってスローでムーディーなBGMに身を任せていると、コーヒーのいい香りが漂ってきた。いいねェ、こんな朝。木製のトレイにのった「モーニングセット」が登場。こんがりと焼かれたバタートーストに、ミニサラダが付いている。丁寧に淹れられたコーヒーは酸味強めの味わい。愛知岐阜のような、これでもかを競うモーニングセットではないけれど、落ち着いたいい雰囲気の中で美味しいコーヒーを飲むことが出来て満足。ケーキやサンドイッチ、昼にはカレーもあるようなので機会があったらまた寄ってみようかな。(勘定は¥500)

 

 


 

↓ 同じ商店街の「滋賀銀行彦根支店(旧・第百三十三国立銀行本店)」(大正14年・1925・建造)を再訪。装飾が少なく改修もされているだろうとは思うが、もう少しで築100年になる。

 

↓ 銀座街の東、河原の歴史ある「花しょうぶ通り商店街」にある「高崎家住宅主屋(旧・川原町郵便局舎)」(昭和9年・1934・建造)を再訪。登録有形文化財。通りが狭いので上手く写真に収めることが難しいが、向かいにある細い路地からも撮ってみた。

 

↓ 同じ河原の通りにある全面スリガラス窓の「前田理髪館」(建築詳細不明)と、歴史ある「とばや旅館」(江戸時代建造)。今度は前乗りしてここに泊まってみたいナ。

 

 


 

喫茶 ベニヤ (紅屋)

滋賀県彦根市銀座町2-21

 

( 滋賀 しが 彦根 ひこね べにや 彦根銀座街 彦根銀座商店街 純喫茶 喫茶 モーニング ランチ 珈琲 近代建築 商店街 )

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