今日は、『子どもの日』
午後からまとまったお湿りになりました。
草花が元気になったようです。
息子がまだ小さい頃は、兜とこいのぼり、菖蒲の花に柏餅と
・・・ 行事をしっかり家庭の中でもやっていました。
今は昔・・・ 少し寂しい気持ちです。
少子化はまだまだ 続いているようです。
子どもの数が減ると国の力が弱くなる?
と いう話もあります。 『老人力』? で 住みよい、安心、
安全な国、希望の持てる国、にと 思います。
子どもが減って・・・ 大事にされることはよいことだと
思うのですが… 過保護、子どもに嫌われたくない?
かと思えば… 「しつけ」 といって DV…
ある意味、大変な時代です。大人も子どもも…
前にも何回か、ブログで書いています
「電車内の席の譲り合い」 で とても良いと思う記事がありました。
『子どもは立って!』 倉田真由美(漫画家)
都内の在来線に乗っていた時のことである。席を確保していた
私は、だんだん込み合っていく車内でぼんやり車窓を眺めていた。
当然、お年寄りが乗ってきたら、いつでも席を譲る用意はある。
そこへ小学校低学年くらいに見える男の子を連れた女性が乗って
きた。
子どもは車内を見回し、「お母さん、座れないよ」
母親に訴えるようなまなざしで言った。すると私の隣にいた
30代くらいの男性が「どうぞ」 と子どもに席を譲ったのである。
母親は 「どうもすいません」と息子を空いた席に座らせた。
子どもは躊躇(ちゅうちょ)なく座り、携帯ゲームをやり始めた。
『だめだよ、子どもは座っちゃ。 立ちなさい!」
私と逆側の隣にいた男性が子どもに言った。
子どもは驚いた顔をしている。母親も席を譲った男性も、
ハトが豆鉄砲を食らったような様子だ。
「ほら、立って!」
再度男性に促され、子どもは慌てて席を立った。
「子どもは、一番元気なんだから、座っちゃだめだよ。
十年早い!」
男性はそう言うと、何事もなかったように新聞を読み始めた。
子どもはおびえた顔で母親の後ろに隠れている。
母子は次の駅で慌てて降りていき、空いた席は事情を知らない
新しい乗客が座った。
席を譲った男性より子どもを立たせた男性の方がステキだと
思ったのは、私だけではないだろう。
『かっこいい』 電車内でマナーを注意するのはとても勇気が
いります。いりました。
自然に振舞える…
人としての大きさを感じます。こういう男性がいまや減って
いて、草食男子(新語?)が増えているようです。
肉食男子?(なにが肉食なのか、いまいち私には分かりません)
懐の深い包容力のあるやさしい男性は…
宝くじが当たるくらいの割合しかいない? のでしょうか?!