変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

普通に戻る力

2011-03-24 17:16:34 | Weblog

 ガソリンがやっと昨日満タン購入できました! 
普段は買い物へ、毎日、車を使って私がいっておりました。
 震災後、ガソリンが売ってないので、一括して買い物し、足りなくなったものだけ、主人に仕事帰りに
買ってもらって、を一週間、過ごしました。

 いよいよ食材も無くなってきて、どうしよう…と思っていたら、昨日、ガソリンが待たずに買えたと、主人。

 今日、スーパーへ行きました。 お米はたくさん、積んでありました。パンも牛乳もたくさんありました。
無かった物は、納豆とヨーグルトと水(ハワイの水でした。しかも330ml でも高かった)でした。
 一本だけ購入しました。

 水道水の水が汚染されて、との報道からでしょうか、(12日以降、一度もミネラルウォーターを目にしていませんが…)
家の近くにコストコがあり、コストコの駐車場に入るための渋滞になっていました。
 あかちゃん本舗の(姪に赤ちゃんがいるので水と麦茶を求めに行きましたところ…、あっ、姪は普段から赤ちゃん
に赤ちゃん本舗のミネラルウォーターと麦茶を飲ませていたので)ミネラルウォーター、売り切れ、
麦茶、売り切れ、唯一のほうじ茶(一家族、4本の制限あり)を買ってきました。

 赤ちゃん、をお持ちの方たちのご心配がまた増えて…

 なかなか、普通の生活に戻るのは、被災地でなくとも大変だ、とまた思いました。
 そんなことを思いながら、でも、いつまでも立ち止まってもいられないし…

 23日の新聞記事から、ご紹介します。


                『普通に戻る力』      井形慶子(作家)

 巨大地震発生以来、日本中の全神経が被災地と原発に向っている。職場でも、家でもテレビ・ラジオに
首ったけで、地震速報の警告音が鳴るたび、バッグを持って立ち上がる。あの時から日本中が日常を
もぎ取られ、報道に不安を刷り込まれるばかり。とどめの放射能と停電騒動に身も心も疲れ果て、
仕事などどうでもよくなった。

 前に英ロンドンで同時爆破テロが起きた際、人々はすぐさま「バックトゥノーマル」をスローガンに
これまで通りの日常生活を続けようとふんばった。それが無差別テロと戦う最良の策だと、翌日から
地下鉄やバスで出勤する人々の姿を思い出し、頭を切り替えた。

 津波や物資が届かず困窮する被災者の映像を見続けるうち、私たちは自分の無力さに打ちのめされ
普通に暮らしていることにすら罪悪感を抱いている。
 あらゆる支援は重要だが「今、私たちにできること」をしなければと、日本中が冷静さを欠き、
迷宮に迷い込んでしまった感がある。

 未曾有の大災害で日本経済が破壊された今、私たちがすべき事は地道な経済活動をあきらめず、
利益を上げること。
 復興費用20兆円はいくら国債を発行しても天から降ってはこない。そろそろテレビにかじりつく事をやめ、
「普通に戻る力」を国民一人一人が発揮すべきだ。
 ムードに流されず働くことは、最大の支援につながる。

 
             

                 『頑張ろう、日本!』   『負けるな、日本!』

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