ガソリンがやっと昨日満タン購入できました!
普段は買い物へ、毎日、車を使って私がいっておりました。
震災後、ガソリンが売ってないので、一括して買い物し、足りなくなったものだけ、主人に仕事帰りに
買ってもらって、を一週間、過ごしました。
いよいよ食材も無くなってきて、どうしよう…と思っていたら、昨日、ガソリンが待たずに買えたと、主人。
今日、スーパーへ行きました。 お米はたくさん、積んでありました。パンも牛乳もたくさんありました。
無かった物は、納豆とヨーグルトと水(ハワイの水でした。しかも330ml でも高かった)でした。
一本だけ購入しました。
水道水の水が汚染されて、との報道からでしょうか、(12日以降、一度もミネラルウォーターを目にしていませんが…)
家の近くにコストコがあり、コストコの駐車場に入るための渋滞になっていました。
あかちゃん本舗の(姪に赤ちゃんがいるので水と麦茶を求めに行きましたところ…、あっ、姪は普段から赤ちゃん
に赤ちゃん本舗のミネラルウォーターと麦茶を飲ませていたので)ミネラルウォーター、売り切れ、
麦茶、売り切れ、唯一のほうじ茶(一家族、4本の制限あり)を買ってきました。
赤ちゃん、をお持ちの方たちのご心配がまた増えて…
なかなか、普通の生活に戻るのは、被災地でなくとも大変だ、とまた思いました。
そんなことを思いながら、でも、いつまでも立ち止まってもいられないし…
23日の新聞記事から、ご紹介します。
『普通に戻る力』 井形慶子(作家)
巨大地震発生以来、日本中の全神経が被災地と原発に向っている。職場でも、家でもテレビ・ラジオに
首ったけで、地震速報の警告音が鳴るたび、バッグを持って立ち上がる。あの時から日本中が日常を
もぎ取られ、報道に不安を刷り込まれるばかり。とどめの放射能と停電騒動に身も心も疲れ果て、
仕事などどうでもよくなった。
前に英ロンドンで同時爆破テロが起きた際、人々はすぐさま「バックトゥノーマル」をスローガンに
これまで通りの日常生活を続けようとふんばった。それが無差別テロと戦う最良の策だと、翌日から
地下鉄やバスで出勤する人々の姿を思い出し、頭を切り替えた。
津波や物資が届かず困窮する被災者の映像を見続けるうち、私たちは自分の無力さに打ちのめされ
普通に暮らしていることにすら罪悪感を抱いている。
あらゆる支援は重要だが「今、私たちにできること」をしなければと、日本中が冷静さを欠き、
迷宮に迷い込んでしまった感がある。
未曾有の大災害で日本経済が破壊された今、私たちがすべき事は地道な経済活動をあきらめず、
利益を上げること。
復興費用20兆円はいくら国債を発行しても天から降ってはこない。そろそろテレビにかじりつく事をやめ、
「普通に戻る力」を国民一人一人が発揮すべきだ。
ムードに流されず働くことは、最大の支援につながる。
『頑張ろう、日本!』 『負けるな、日本!』