まだまだ寒い日が続きますね。
大変 お待たせしました。 本日から、またメガロススポーツクラブ阿部佳之トレーナーの
「関節痛予防のための陸上トレーニング講習会」レポートの続きです。
◆60歳を過ぎると年に一回は転ぶ、という統計がある。その原因は?
・躓くから…つま先が上がらないからと言われているが、それは、膝が上がらないため
・姿勢の調整能力
・筋出力
・屈曲の保持 …以上 3つの能力が衰えるため
△向上させるべき筋機能…柔軟性・耐久力・筋出力
※ただし、健康でなければたとえ筋肉を鍛えても筋力は発揮できない!
∇筋の過剰緊張・偏重使用の予防するためには?
・生活動作の改善→しゃがむ、足を組むなどのリスクの排除
・姿勢(立つ時、どこに力を入れるのか?→必要に所に力が入っているか、いない事の方が多い)
・立つ時、歩く時の筋肉の使い方は正しいか?
・ストレッチ運動の危険性→ストレッチの欠点を知る→筋肉にダメージがあるときのストレッチは
正しく筋肉が作用しないので硬いところは更に固く、軟らかくほぐれて欲しい所はほぐれずに、
伸びて欲しい所は伸びず、伸びているところが更に伸びる。
◎では、どうしたらよいのか?→ ‘こわばれ'という命令をしない!
①神経筋反応の正常化(原因反応の解除)→こわばりの原因は神経筋の反応
②筋の健康状態の回復→こわばりの予防になる
③筋・結合組織の負荷耐性強化→日常生活上必要な耐性負荷でよい
☆具体的な対策
①プールの振り子体操…プールのふちにつかまり、足を前と後ろ、右と左に振り子のようにふる(両脚)
②ハイドロセラピー…温泉、入浴・温泉水を飲む
③低温浴…副交感神経を刺激する。40℃以下で。ただボーっと浸かっているだけでよい
★健康な100歳を目指すには…なによりも大切なのは健康、健康でなければ足も悪い!
・心臓と肺が大切→心臓と肺を維持していくための運動→毎日20分×週3回の有酸素運動
・生活習慣病の予防…死因の30%は生活習慣病に起因する→食事と運動
・ADLの確保・歩行能力の維持
・筋機能性トレーニングで関節動作の安定と代謝確保による体重管理
『関節痛を予防しADLの向上を図るには?』
●関節動揺性の排除し、姿勢動作の安定
●炎症の原因を排除し、筋結合組織の強化
●呼吸循環器への運動刺激
●リラクゼーション 阿部先生は、とても信頼のおける気さくな先生だと感じました。
銀サロの松本先生の信念「股関節患者さんのためにこの仕事は天命だと思っている」というお考えと
同じように私たち患者のために、パーソナルトレーニングを実際に多くの方にご指導をされています。
でも、なかなかパーソナルでトレーニングをとは、簡単にいきませんので、今回、ぜひ、多くの方に
阿部先生をご紹介したい、という強い思いから、 5月8日(日)に講習会を‘きらら'主催で開催することと
なりました。詳しくは、近日中にブログから募集し、定員になり次第締め切ります。
どうぞ、よろしくお願いいたします!!!