藤田は1913年にパリに渡ってから18年の間。フランスに定住していた。
この間、29年に日本に数ヶ月帰国。アメリカ経由でパリに戻っている。
アメリカには再び30年に展覧会を開くために訪れている。
このように小さな旅を重ねてやがて「旅を棲家とする」生活が始まる。
人生の半分を異郷で過ごした藤田の日本観は、1931年からの旅で一層を
独特のものになっていく。
とともに、日本的な感性ともいわれた画風が . . . 本文を読む
毎朝 通勤する道の横断歩道を小学生が集団で渡っていく。
ここでは保護者は立っていない。
リーダーを務める最上級生が横断歩道を渡っている下級生の安全を確保
しながら全員が終るのを見届けて停車して待っている車の運転者に,
ぺこりと挨拶をして先頭に戻っていく。
それを見ながら、ちゃんとできていると感心する。
私たち登山者のリーダーも同じ行動をする。これが正しい危険箇所の通り方だ。
集団行動の基本であ . . . 本文を読む