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主婦 阪本 真奈美(大阪市旭区 45) 朝日新聞5月5日付け
「一人で暮らす「要介護1」の80歳の母に、「要介護・要支援更新申請」用紙が届いた。
最初、母が介護認定を受けたのは6年前で、患っていた糖尿病の血糖値のコントロールが
できなくなり、「要介護2」と認定された。
その後、たびたびの認定区分見直しで一昨年に「要支援1」まで下がった。
そんな矢先、昨年5月に左手首を骨折して、我が家で共に生活するようになり、日常の生活から
通院、リハビリまで私の方にかかってきた。
あわてて介護区分の変更を申請したが、「要介護2」の認定が下りるまで2か月も
かかった。
介護事業所と契約、機能訓練に通えるようになって家族の負担が軽減されたが、
一番助けてほしいときに介護保険は何の役に立たなかった。
それも半年もしないうちに「要介護1」に変更され、今後また更新だという。
介護する家族には毎日が戦いなのに、区分変更になぜこんなに時間がかかるのか。
また認定の基準も分からない。
いざというときに役立つ介護保険制度の運用を望みたい」
現場にいるものとして、阪本さんの訴えは「おっしゃる通り!」です。
私が感心したのは、介護認定期間等の記述の辻褄がピタリと合うことです。
年月、期間のずれもありません。
実際、このような立場に追い詰められた方は多いのですが、ほとんど、声として
聞こえてこないのです。
それは、当事者が認定制度の運用が理解できない状態におかれるからです。
ゆえに、この「声」は重要だと思います。
しかし、区分認定に2か月かかったというのは、大阪市の明らかな落ち度です。
たとえ、医師の意見書の提出が遅れたとしてもです。
この市の介護保険課の辞書には「法令遵守」という単語はないのでしょう。
※旧日本銀行京都支店の外観。三条通りに面している。
このあたりの三条通りは、露地ぽい通りですが、明治、大正、昭和期は京都の中心だったことがわかります。
「一人で暮らす「要介護1」の80歳の母に、「要介護・要支援更新申請」用紙が届いた。
最初、母が介護認定を受けたのは6年前で、患っていた糖尿病の血糖値のコントロールが
できなくなり、「要介護2」と認定された。
その後、たびたびの認定区分見直しで一昨年に「要支援1」まで下がった。
そんな矢先、昨年5月に左手首を骨折して、我が家で共に生活するようになり、日常の生活から
通院、リハビリまで私の方にかかってきた。
あわてて介護区分の変更を申請したが、「要介護2」の認定が下りるまで2か月も
かかった。
介護事業所と契約、機能訓練に通えるようになって家族の負担が軽減されたが、
一番助けてほしいときに介護保険は何の役に立たなかった。
それも半年もしないうちに「要介護1」に変更され、今後また更新だという。
介護する家族には毎日が戦いなのに、区分変更になぜこんなに時間がかかるのか。
また認定の基準も分からない。
いざというときに役立つ介護保険制度の運用を望みたい」
現場にいるものとして、阪本さんの訴えは「おっしゃる通り!」です。
私が感心したのは、介護認定期間等の記述の辻褄がピタリと合うことです。
年月、期間のずれもありません。
実際、このような立場に追い詰められた方は多いのですが、ほとんど、声として
聞こえてこないのです。
それは、当事者が認定制度の運用が理解できない状態におかれるからです。
ゆえに、この「声」は重要だと思います。
しかし、区分認定に2か月かかったというのは、大阪市の明らかな落ち度です。
たとえ、医師の意見書の提出が遅れたとしてもです。
この市の介護保険課の辞書には「法令遵守」という単語はないのでしょう。
※旧日本銀行京都支店の外観。三条通りに面している。
このあたりの三条通りは、露地ぽい通りですが、明治、大正、昭和期は京都の中心だったことがわかります。