5月6日。帰宅してテレビのスイッチをオンにすると「ホリデーにっぽん」が
始まっていた。
NHK神戸制作「生き残ってなお…~JR脱線事故の負傷者たち~」だった。
ふたりの若い負傷者の方の「生き残ってなお・・・・」だった。
一人は、このブログでも取り上げた昨年10月に亡くなられた男性。
もう一人は、1両目に乗車していて奇跡的に救助された若い女性。
ともに事故後、重いPTSDに悩まされ続けている(いた)。
「生き残ったことへの罪悪感」は、家族も理解できないほど強い。
事故の記憶は忘れたいという思いと、忘れてはならないという思い。
女性は、顔に受けた傷の痕を消せば、記憶からも消えてしまうと考える。
家族が進めても手術はしない。
彼女にとっては「原罪」となった事故。
「原罪」は、車内で飛ばされた時、他の乗客がクッションとなって生き残ったことだ。
他の乗客の犠牲なくしては、今の彼女はない。
美学生だった彼女の心は、柔らかく繊細だ。
彼女が心を開き始めるには4年の歳月がかかった。
未だにPTSDの後遺症は重い。
事故は過去のものではない。
※この番組を観られた
{脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」}さんの記事を読んでください(ブックマークあり)
※5月6日の午後6時。総合グランドにて。
始まっていた。
NHK神戸制作「生き残ってなお…~JR脱線事故の負傷者たち~」だった。
ふたりの若い負傷者の方の「生き残ってなお・・・・」だった。
一人は、このブログでも取り上げた昨年10月に亡くなられた男性。
もう一人は、1両目に乗車していて奇跡的に救助された若い女性。
ともに事故後、重いPTSDに悩まされ続けている(いた)。
「生き残ったことへの罪悪感」は、家族も理解できないほど強い。
事故の記憶は忘れたいという思いと、忘れてはならないという思い。
女性は、顔に受けた傷の痕を消せば、記憶からも消えてしまうと考える。
家族が進めても手術はしない。
彼女にとっては「原罪」となった事故。
「原罪」は、車内で飛ばされた時、他の乗客がクッションとなって生き残ったことだ。
他の乗客の犠牲なくしては、今の彼女はない。
美学生だった彼女の心は、柔らかく繊細だ。
彼女が心を開き始めるには4年の歳月がかかった。
未だにPTSDの後遺症は重い。
事故は過去のものではない。
※この番組を観られた
{脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」}さんの記事を読んでください(ブックマークあり)
※5月6日の午後6時。総合グランドにて。