親の介護のために実家に単身赴任して10年半です。
介護離職は2回経験しました。
当初一緒に生活していた両親ですが、父はすでにこの世を去り、
母は紆余曲折を経て病院に入院中です。
2日に一度は訪問し、身の回りの手伝いや洗濯ものの交換などしています。
93歳になりました。
母の認知症症状は少しづつ進んでいますが会話はできます。
毎回の訪問を楽しみにしてくれています。
今は比較的平穏な日々を過ごしているように思います。
しかし、70年近く住んでいた家のことはもう何も言いません。
あれほど気にしていた父のことも話しません。
時間の観念も薄れています。
平成は記憶にございません。
執着がなくなったのを否定的にとらえることもないと思います。
母が覚えていない家には、現在私一人で住んでいます。
ほとんど以前のまま利用しているのですが、さすがに次々と寿命となってきました。
特に電気製品は、注意しなければなりません。
最近は、壊れたら買い替えるという考えから、一定の経過年数で交換することが推奨されています。
使えなければ買い替えは当たり前ですが、まだ使えるのに買い替えるのは抵抗があります。
新たにゴミをつくることも抵抗があります。
困ったものです。
最近、買い替えた製品は、ドライヤー、IH、炊飯器、掃除機、洗濯機、照明などなど、
課題となっているのは冷蔵庫、エアコンです。
ともに20年以上使っています。
いくらなんでも買い替えなくてはなりませんが、まだ問題なく動いています。
こういうのってホント困ります(-_-;)
この家にいつまで住むのかということも考慮しなくてはなりませんが、
これは人の命(母の)もかかわっているので、判断できませんね。
今年の夏は、よく草木が育ちます。
なかなか手入れができません。
隣家に迷惑は掛からないようにしなくてはなりません。
涼しくなったら頑張らないとと思っています。
お読みいただき有難うございました。