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いやー驚きました。
シネマクレール丸の内(別に東京の地名にあやかったわけではありません。岡山城の丸の内です)がこんなに人であふれるなんて。
開演前に劇場に到着、中に入れません!!
すごいですね。井浦新効果です。
こんなに人気がある俳優さんだったのですね。失礼しました。
上映の後に舞台挨拶です。映画については後ほど。
立ち見もぎっしり。昔々、こんなことがありましたね。
撮影OKというアナウンスにどよめきの後にほぼ全員の撮影風景です。
左から、鈴木卓爾監督、出演された京都造形美術大学の学生さん、井浦新さん。
井浦新さんのファッション。これが着こなせる人は珍しいのでは。
さて、映画です。
主演は井浦新さんですが、
主役は、嵐電です(笑)
かつて、京都は電車の街でした。とても懐かしい映像が全編にあふれます。
京都市民や京都ファン、鉄道ファンにはたまらないでしょう。
これだけで十分価値のある映画ですが、個人的に嵐電出過ぎ!と感じました。
映画のストーリーはこちらからどうぞ。
この映画はプロフェッショナルな映画とは少し違います。
大学の先生と学生が中心となり中心に俳優さんを置いたという構造です。
井浦さんもこのような映画に参加できたことを、「私の宝もの」と話していました。
初心忘れるべからずのこころですね。
監督は、出演者の「人物」を見てほしいと。役者としてより、人間としてと。
この部分はよくわかりました。
この映画も、相田和弘監督の「観察映画」としてみればいいのだと。
そして、妖怪映画であり、童話映画です。
どうしても、宮沢賢治の童話を連想します。
時空を超えるという言葉があります。
人が時空を自由に飛び越えるなら、京都ほど適した街はないでしょう。
私も働き始めたころ、京都の市電で得意先を回りました。
まだ、黒い甍が覆う京都でした。
京阪電車も鴨川の土手を走っていました。
三条駅が終点でした。
その頃の映像があふれる映画です
時間を超えることができました。
舞台から「嵐電乗ったことありますか」の声がかかり、会場からはびっくりするほど多くの方の手が上がりました。
みんな嵐電乗っているんだ!と。
京都は日本中から、そして世界から愛されているのだと再認識しました。
嵐電に、映画でも実物でも会いにいきませんか。
お読みいただき有難うございました。