
高校総体を身近にみる機会に恵まれた。
週末ということもあり3日間、スタンドに座っていた。
陸上競技だけを観るのだけれど、進行がとてもシステマチックにできている。
例えば、ハードル競技の場合は準備する補助員も大人数になる。
トラック内に短い時間で百に近いをハードルを出し入れしなくてはならない。
これは見ていてなかなか壮観だ。
他の競技と共有のスペースを使うこともある。
トラックとフィールド競技を同じ時間帯に行うことも多い。
フィールド競技の選手がトラックにはみ出してくることもある。
交通整理が必要で、それもタイミングをよく把握した運営委員が選手に指示を出している。
集中することが必要な場面も多い。100m走のスタート時だけでない。
他の競技の進行を止める必要もでてくる。
それは観客にも要求される。
この進め方がスムーズに進んでいくと見ている観客に心地よい快感を与える。
これはテレビ中継では絶対にわからない。
競技場でじっくり時間をかけることでみえてくることである。