岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

ダイヤモンド・プリンセス号について、わからないことがあります。

2020-02-10 13:47:38 | 新型感染症

ネットのニュースに対するコメントが多く寄せられています。

どうかと思うコメントが多いのですが、

クルーズ客船に関しては、

1.「どうして、日本ばかりが対応しなくてはならないのか」

2.「外国人は自分の国から迎えに来てほしい」

という意見に賛同者が多いです。

 

1.「どうして日本が対応しなくてはならないのか」という思いは多くの人がお持ちだと思います。

現状ではそうせざるを得ないと思います。

すでに着岸しているのですから、

しかし経過を見てみると「よくわからないことが多い」のです。

 

この船は、2020年1月20日に横浜を出発しています。

たまたま横浜を出港したわけではありません。

すべてのツアーが日本の港から出港し帰港します。

そして運営会社(カーニバルジャパン)は日本の法人です。

経営者は日本人ですが、他の役員はすべて外国人です。

いわゆる外資系の会社と言っていいのでしょう。

現状では日本に帰るしかない船です。

しかし、今回の日本帰港が当然のように行われたとは思えません。

この船が香港に寄港したのは1月25日です。

ここで香港人の感染者が下船します。

船はダナン、カイワンと寄港し、再び北上し沖縄県那覇港に寄港します。

ここで入国管理が行われました。

日本に帰ったことになります。

この日が1月31日です。

そして、次の2月1日に香港の衛生当局が、この船に感染者が乗っていたことを発表します。

もし那覇港に寄港する前(公海上)で発表が行われていたのなら、日本政府の対応は全く違っていた可能性があります。

この船も彷徨う可能性があったのです。

彷徨ってしまっては困るのは第一に船の運営会社です。次に香港政府でしょう。

先の寄港地へ戻るように言われるかもしれません。

両者の利害は一致するように思います。

あまりにも両者に都合によいスケジュールです。

したたかだと言っていいでしょう。

 

その上、発表時にこの船の乗客の8割は日本人と伝えられました。

びっくりしましたね。

8割も日本人なら横浜帰港もしかたがないと思いました。

ところが、帰って来てみると日本人乗客は2666名中、1281名しか乗っていませんでした。

「あれ、話が違う」と思いませんでしたか。

日本人は当初の話の半分しかいませんでした。

 

これはミスではありません。

意図的です。

日本人が何人乗船してるかは、運営会社のパソコンのリストをみれば瞬時にわかります。

船長も同様です。

意図して流されたのです。

日本政府はそれをいつ知ったのでしょうか。

これは危機管理に属することですから決して言わないでしょうが、「日本人8割」を鵜呑みして後日判明したのなら取り返しのつかない落ち度です。

いわゆる裏を取っていなかったということです

 

調べていくと他にも不可解なことがあります。

クルーズ客船は「洋上のカジノ」ですが、この辺りの話になると陸のカジノと繋がってきな臭くなってきます。

政治と企業が大きくかかわってきます。

 

どなたか解明してほしいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 


最新の画像もっと見る