滋賀県長浜で児童事件を起こした鄭容疑者の故郷。
ここは、かって満州帝国があったところである。
昭和初年、27万人にもおよぶ蒙満開拓団が移住した。
平嬢の近くにある港から、列車に乗った人々は通化を通って新京や吉林を
目指した。この通化が、今の通河だと思われる。
毎日新聞に掲載された容疑者の住んでいた家は、戦前の農家と変わらない。
「実家は農家だが、畑は小さく、貧困にあえいでたという」
この地域には、五族(日本の命名だが)が住んでいたといわれてる。
朝鮮族の人々も多く住んでいたし、今も住んでいる。
五四村はそのような村のひとつである。
中国は、富める人から富んでいこうという政策をとっているが、この政策では
当然貧富の差が拡大することになる。
この五四村はその影の部分なのだろう。
しかし、このような村人がなぜ日本と、つながるのだろう。
「日本の結婚あっせん業者が中国人花嫁を募集する場合、通河を訪れる
ケースが多いという」。インターネット利用もしているという。
かって、強引に移住していった土地と今また、このような繋がりが出来ている
とは。
考え込んでしまった。
ここは、かって満州帝国があったところである。
昭和初年、27万人にもおよぶ蒙満開拓団が移住した。
平嬢の近くにある港から、列車に乗った人々は通化を通って新京や吉林を
目指した。この通化が、今の通河だと思われる。
毎日新聞に掲載された容疑者の住んでいた家は、戦前の農家と変わらない。
「実家は農家だが、畑は小さく、貧困にあえいでたという」
この地域には、五族(日本の命名だが)が住んでいたといわれてる。
朝鮮族の人々も多く住んでいたし、今も住んでいる。
五四村はそのような村のひとつである。
中国は、富める人から富んでいこうという政策をとっているが、この政策では
当然貧富の差が拡大することになる。
この五四村はその影の部分なのだろう。
しかし、このような村人がなぜ日本と、つながるのだろう。
「日本の結婚あっせん業者が中国人花嫁を募集する場合、通河を訪れる
ケースが多いという」。インターネット利用もしているという。
かって、強引に移住していった土地と今また、このような繋がりが出来ている
とは。
考え込んでしまった。
今回の長浜の事件で、犯人の女性の半生はいかなるものだったか、また、病気の具合はいかばかりだったか、とても胸を痛めています。
当方、中国人の学生の就学ビザの身元保証人をしたことが縁で、自身も中国語を習い始め、中国の歴史・地理に大変関心があります。
犯人女性の出身地は、通河県は黒龍江省で、北鮮国境の図門江にほど近く、・・・といえば、朝鮮族の地とお分かりですね。
ビザの身元保証人の次に、(件の中国人の知人)知り合った中国女性は、吉林省東部出身の朝鮮族の若い女性で、故郷では、日本のラジオを聞きながら、日本語検定1級を取ってから、就学来日されました。卒業後は、つくばの研究所に就職されました。こんな才媛もいらっしゃいます。何とか、弟も日本に就学させたいということを言っていました。
犯人女性もきっと、この朝鮮族の女性のように、聡明な人だったと思いますが、きっと、精神のバランスを失ったのでしょう。気の毒に思います。
ありがとうござます。本を読んでいてもなかなか地名の
特定ができなくて困っています。
戦争中の記録はあっても現代の状況がわかりません。
これからもご指摘よろしくお願いします。
kjm@愛知様の行動こそ真の国際交流だと敬服いたします。ぜひブログ等で情報発信していただければと
思います。