岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

やはりいろいろ考える。なかなか難しいことだ。

2011-11-10 14:04:16 | ケアラーのために


今朝も母の入院先の男性の看護師の方と話をする。

「体力が落ちている。前のようには家のことはできないでしょう」と。
私に対して「大丈夫ですか?」と気遣ってもらった。
最近は、近所の人にも言われる。

実際のところ、かなり厳しいと感じている。
二人ともなんとか自宅で過ごしてもらおうと思っているが、単身赴任のような方法で,実家にいる立場では限界のようでもある。

今日も2回病院に出かけた。
本人は「よくなってきた。食べれるようになった」と早く帰りたい様子。
これが難しい。
体力がつかないうちに帰宅するとまた同じことを繰り返す可能性が高い。

入院日は早朝からバタバタし疲れ切ってしまった。
もちろん、本人が一番大変だった。
そして、周りのものも大変だった。
認知症を患っている父親まで一緒になってオロオロしていた。

入院は今年3回で十分。
しっかり治して帰ってほしいと思うが、さあ辛抱できるか。

一日でも長く在宅生活を続けてほしいとは思うのだが、ふたりとも転倒骨折でも起これば不可能になる。
そして、いつそのようになってもおかしくない。
まさに綱渡りのような生活だ。

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