日本海の海岸にある余部から約1時間で兵庫県豊岡市日高町にある植村直己冒険館に着きます。
エベレスト日本人初登頂者であり、極地探検(北極点単独犬ぞり到達、グリーンランド縦断、アマゾン)のエキスパートです。
今でこそ、多くの人が様々な冒険に挑んでいますが、50年前の彼の冒険は特筆するものであり日本中がわくわくしたことは忘れられません。
まさに日本人としては稀有なエクスプローラでした。
そんな彼の生家近くにある冒険館は素晴らしい環境にありました。
エントランスは古墳の中に入っていくようにも感じます。
時空を超える体験です。
体験コーナーは、北極圏犬ぞり探検のセットです。
愛用のテントです。どのように過ごしていたかもイラストで掲示されていました。
イヌイットの犬です。
両足を保護するための足袋です。氷で血だらけになるのを防ぐためです。
グリーンランドでは植村さんの切手があります。
見覚えのある衣料と装具です。よく写真で見ました。
懐かしい灯油ストーブと寝袋です。
イヌイットの彫り物です。なにかアイヌの人々の木彫りに似ています。木ではなく軽石だと思います。
手前には「ニコン植村スペシャル」という極地での使用に耐える仕様になったカメラが置いてありました。上部しか映っていません
単独行ですから基本的に自撮りですね。
マッキンリー冬季単独初登頂を果たしたのち、下山路で消息を絶った植村さんのコーナーです。
現代の欧米のトップクライマーが植村さんを慕っている記事をよく見かけます。
↓ 植村さんを敬愛する冒険野郎が聖地(冒険館)をに訪問した様子です。
クロセイさんが描いた野茂さん投球ホームのイラストです。冒険者たちですね。
土木学会デザイン賞を受賞しています。
お読みいただきありがとうございました。