岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

イチロー、4000本安打達成。新たな高みへ。

2013-08-23 08:55:46 | スポーツ(身体に魅せられて)
日米通算4000本安打達成です。
米国ではprofessional4000hits というのでしょう。

日本通算 1278本 9年
米国通算 2722本 13年

プロ22年目 オリックス⇒マリナーズ⇒ヤンキース

日本より米国での年数、ヒット数が多いですね。
米国での評価にはピートローズに代表されるように、日本での記録やマリナーズという弱小球団の記録を低く見る傾向がある。
日本のリーグは移動も少なく(レベルも低い)、弱小球団での活躍は価値が低いと言わざるを得ないということだ。
しかし、イチローは米国での年間安打最高記録262本は日本での最高記録210本をはるかにしのぐ。
日本のリーグはゲーム数が少ない上の延長戦も短い。
安打を打つ条件は日本の方が厳しいといっていい。
このような日米プロリーグ比較は、イチローのような選手が出てくることで明らかになった。
イチローは日本で安打記録を築くことのより困難さを逆説的に証明してくれたのかもしれない。

スポーツに置いて単純に記録を比較することができないのは当然だ。
時代を越えて実力比較などなんら意味はない。

白鵬と双葉山や大鵬を比べてもなんら意味がないことでもわかる。

同じようにピートローズ4256本と張本3085本に優劣の差はない。
この二人は同じ時代に日米で安打を量産続けた。
イチローの4000本を安打は、張本の記録の評価を高めるという意味もあるのだ。

さて、イチローの今後だ。
イチローは40代に突入する。
新たな困難が待ち構えていることは確かだ。
しかし、イチローにはイチローならではトレーニングがある。
本人が「数十年前では考えられないトレーニングをしているから従来の年齢的な考えは通用しない」と言っている。

一度NHKスペシャルでイチロー専用マシンを見たことがある。
通常鍛えられない筋肉を鍛えるマシンだった。
もちろん、ヤンキースにも持ち込んでいるのだろう。
これは企業秘密だろう。
かつて桑田がイチローにけがをしない秘訣を聞いていたが、
イチローは、普通のことしかしていないとはぐらかしていた。
とんでもないこと。
イチローは後で失礼な対応をしたと謝っていた。
桑田レベルの選手に、このような対応をすることは失礼にあたるのだ。

ということで、イチローの活躍はまだまだ続くことだけは確かだ。
当分楽しめます。


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1 コメント

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この写真 (岩清水)
2013-08-23 22:07:07
このまま、フィギュアを創ったらすごいと思う。
ちよっと人間離れをしているよ。
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