この10月はいろいろありますね。
東日本大豪雨
ラグビーのワールドカップのベスト8進出
東京五輪の一部競技開催地変更
関電の疑惑
他にもあったかもしれません。
スポーツについては、
まずプロ野球の日本シリーズが影が薄かったですね。
ラグビーW杯と競合しました。
五輪の夏開催を、米国放送界(NBC)が推し進めるのは、
米国のスポーツ界がこのような事態に陥りたくないためだと言えます。
ラグビー日本代表素晴らしかったですね。
でも今日は2020年五輪の一部札幌移転についてです。
IOCの強権発動です。
それだけ危機感が強かったのでしょう。
五輪の問題点は前から指摘されていました。
一言で言えば、商業主義、そして一部の人間の利権、参加選手の互助会(オリンピアンの特別扱い)。
あまりに莫大な費用が掛かるために開催地に名乗りを上げる都市がなくなっています。
2020年大会にしても、競合した2都市は落選してホッとしているでしょう。
イスタンブール(トルコ)はそれどころではないし、マドリード(スペイン)も経済が疲弊していました。
東京開催が決定した裏に不明朗な金が流れたとされ当時の竹田JOC会長が退任しています。
大会のメイン会場の工費が高騰し最初のプランを変更し現在の国立競技場となりました。
そういえば忘れていましたが大会エンブレムも変わりましたね。
それでもマスコミや政府主導で盛り上げてきましたが、いよいよ直前となって「東京の夏は暑すぎる」ということが問題になりました。
確かに、ドーハの世界陸上はひどかったです。
どうして灼熱のカタールでマラソンや競歩をすることを決定したのかも大いに疑問です。
サッカーのアジア予選を観ていても、中東での試合がどれほど過酷かわかります。
まずは札幌開催を進め、その後にきっちり反省会をしてもらいたいですね。
競技内容も、33競技339種目が実施されるわけですが、どう考えても多すぎます。
これを17日間で行うわけです。
五輪独自のルールが多用されるのは、TV放映時間に合わせるためです。
そのため本来の競技が持つダイナミックさが欠けてしまいます。
トライアスロン、クライミングなどは別のスポーツになっています。
情報番組では札幌開催の問題点も指摘していました。
・札幌ドームの改築
・コース
・宿泊施設
・夏祭りとの競合
それでも 札幌はウエルカム表明をしています。
実施できるでしょう。
それだけの力のある街です。
言葉だけでないアスリートファーストを実行してください。
お読みいただき有難うございました。