改めて叙勲を検索しました。
wikiです。
思いのほか、あっさりしています。
興味を持つ人が少ないのかもしれません。
が、年配者にとっては気になるものらしいです。
官僚(宮仕え)が中心ですが、企業や経済団体の人も多く受勲しています。
前に勤務していた会社の社長は、業界団体の役員をしており受勲待ちと噂されていました。
その通りになりました。
もし不祥事など起こして役を全うできなければ、叙勲は無理でしょう。
最近では、関西電力の社長、会長が叙勲不可になったと思います。
辞任を渋ったのはそのためですし、財界仲間から脱落するからでしょう。
大企業の社長クラスが地位にこだわり老害といわれることくらい醜いことはありません。
学校関係の理事長・校長クラスも同じです。
加計学園の理事長などまだ期待しているのでしょうか。
弊害の最たるものは、「事なかれ主義」になってしまうことです。
教師が暴行をしていた神戸の小学校の校長は「事なかれ」でやり過ごそうと思っていたに違いありません。
与える側もどうかと思います。
与える側は、一定の基準のもと、裁量をもってあたるわけで、
文字通り「僭越ながら」です。
老年になっても「褒美」は必要ですか。
そんなことでは、かえって寂しくありませんか。
と言いたいですね。
お読みいただきありがとうございました。