
迷って、紙購入にしました。
電子本だとポチすればすぐに読めます。
そして価格も安い、といいことが多いです。
最近の購入だと電子版が多いかなと思います。
ただ繰り返し読むだろう、
手元に置いておきたい、となるとどうしても紙とならざるをえません。
また、中古本となれば紙しかありません。
電子には格安本(昔の書籍は別)がないことが残念です。
さて、「この国の危機管理 失敗の本質」柳田邦男さんです。
当然まだ読んでいませんが、毎日新聞に大きく取り上げていました。
(なにしろ毎日新聞刊ですから)
ポイント的に羅列してみます。
・失敗はその国特有の精神文化、風土として染みついたものが底流にあって表面化する。
・零戦は撃たれたら終わり。しかし空戦を重ねればベテランになる。経験した人間を大事にしないと戦争は続けられない。日米の戦略、戦術の思想は致命的に違う。
(映画「アルキメデスの大戦」を観ました。米軍が撃墜された飛行機から乗員を危険を冒して救うさまが挿入されており印象的でした)
・コロナ対策において安倍政権の危機管理の失敗とは、
第1の原理 「平時から最悪の事態を具体的に想定し、その事態を乗り切る対策に全力で取り込む」ことができていなかった。
第2の原理 「発生事例が極端に少ない段階で行動を起こす」ことができなかった。
第3の原理 「的確な対処ができるだけの組織と人員、資材の裏付けをする」ことができなかった。
第4の原理 「関係者間の情報連絡、リスクコミュニケーション」ができなかった。
ことごとくしくじったと。
現代の為政者も失敗を直視して「合理的な反省」をすることが苦手だとわかります。
では読み始めたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
💛ウクライナに平和を💛