議員立法「高齢者医療制度等廃止法案」を民主党が衆議院に提出。

正式名＝後期高齢者 医療制度を廃止する等医療に係る高齢者の
負担の増加を回避する等 のための健康保険法等改正する法律を
改正する法律案

骨子：
１．70歳から74歳の医療費自己負担引上げの廃止
２．75歳以上の被扶養者（200万人）に対する保険料徴収の廃止
３．国保保険料・後期高齢者医療保険料の年金からの天引き中止

政府与党は、得意の「暫定的措置」として、1年間の「執行猶予期間」を
おくということにしている。
のど元すぎればなんとやらである。
上記骨子の3点とも廃止するのは当然だが、３の年金天引きの卑劣さは
許しがたい。
なけなしの年金年間18万円受け取りの人まで天引きするというのだ。
1ヶ月たった１．５万円の年金から、介護保険料と健康保険料を取るというのだ。
今の介護保険料天引きだけで苦しい思いをしている人が多い。
18万円の使い道さえ国に強制されるのか。
まともなこととは思えない。