介護福祉 専門学校講師 遥香の日記
http://d.hatena.ne.jp/i-haruka/20090309/1236619992
さんに、ケースワーカーの現状についての読売新聞記事が掲載されていました。
一担当の担当世帯数が80以上、100世帯もありうるとのこと。
わたしも70世帯という数字を聞いていましたが、この数字も過去のものでした。
では、100世帯近い世帯の担当というのがどういうものなのか。
私も、予防ケアマネとして、60人以上の方を担当していますが、名前と顔が
一致しない方がおられます。
私の場合、年齢のこともあるのですが、若い人でも60人を超えると混乱が生じて
いるようです。
その原因のひとつは、新しく担当になる方や、要介護認定になり担当から外れる方が
毎月数人いらっしゃって、固定しないことがあります。
新規の方の対応に時間をとられてしまい他の多数の方に対応できないということが
起こります。
ケースワーカーの方もそのようになっているのではないでしょうか。
受給者数の急増がありながら、対応するケースワーカーの増員はほとんどない。
このため、担当している人々に十分かかわれない。
私もケースワーカーの方の協力が必要になる場合に、連絡を入れますが
なかなかフットワークよく動くという環境にはないと感じています。
端的にいえば、連携できないのです。
今の状態は異常と言っていいでしょう。
私は、ケースワーカーの主張を聞いたことがありません。
ケースワーカーは、声を上げるべきです。
おっと、私自身も声を上げるべき立場でした。
※写真は、逆光の梅です。
http://d.hatena.ne.jp/i-haruka/20090309/1236619992
さんに、ケースワーカーの現状についての読売新聞記事が掲載されていました。
一担当の担当世帯数が80以上、100世帯もありうるとのこと。
わたしも70世帯という数字を聞いていましたが、この数字も過去のものでした。
では、100世帯近い世帯の担当というのがどういうものなのか。
私も、予防ケアマネとして、60人以上の方を担当していますが、名前と顔が
一致しない方がおられます。
私の場合、年齢のこともあるのですが、若い人でも60人を超えると混乱が生じて
いるようです。
その原因のひとつは、新しく担当になる方や、要介護認定になり担当から外れる方が
毎月数人いらっしゃって、固定しないことがあります。
新規の方の対応に時間をとられてしまい他の多数の方に対応できないということが
起こります。
ケースワーカーの方もそのようになっているのではないでしょうか。
受給者数の急増がありながら、対応するケースワーカーの増員はほとんどない。
このため、担当している人々に十分かかわれない。
私もケースワーカーの方の協力が必要になる場合に、連絡を入れますが
なかなかフットワークよく動くという環境にはないと感じています。
端的にいえば、連携できないのです。
今の状態は異常と言っていいでしょう。
私は、ケースワーカーの主張を聞いたことがありません。
ケースワーカーは、声を上げるべきです。
おっと、私自身も声を上げるべき立場でした。
※写真は、逆光の梅です。
社会福祉の現場でも最も重要な課題ですね。
「生活保護」という場を通じて専門職が支援するシステムとするには、ソーシャルワーカーの量と質が貧しい・・と、上智大学の増田氏(厚生労働省OB)も指摘していました。
*拙ブログ第2449号(3月7日)
行政レベルの問題ではないので、堂々の政策論を民主党あたりやってくれないかなぁ。
ほっとけば改善されることはないので、それぞれの場で、それぞれの力で「声をあげる」時期が来ていますね。
<生活保護」という場を通じて専門職が支援するシステムとするには、ソーシャルワーカーの量と質が貧しい
その上に、今回の大不況です。
申請増が、現場に多大は負担をかけており、
問題が山積みであるにもかかわらず、
ワーカーからは声が上がらない。
もちろん、受給者からは不満が上がっています。
何か月も顔も見せない。相談できないと。
危険水域にきていると思います。
生活保護という仕事は,憲法第25条の「最低生活の保障」を実現する,一番自治体で責任ある仕事だと思うのですが,それがこれだけおろそかにされているという現実を,もっと伝えていかなければならないと感じています。