岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

県による「集団指導」に行ってきました。

2009-03-13 21:47:16 | 国民と国会と政治
「集団指導」? 
何か指導されることしました?
何もしていません!
内容は介護保険の給付サービス費(単位)改訂(正確な言い方ではないかもしれません)の説明会です。
中央から県へ、そして事業者への伝達説明ですね。
決して、「指導」ではないですよ。行政さん。

昨年、介護報酬の低さが問題になり、野党の攻撃に譲歩した厚生労働省が介護保険開始以来の
3%のプラス査定したということだそうです。
国も県も、2万円の介護報酬アップではありませんと強調していましたね。
この2万円アップは、野党の主張でしたから。

3%アップは、2万円に相当しません。月給20万円の介護職員の3%とは、6千円でしかないのです。
ある立法的な立場の人に、「ではいくらのアップが望みか?」と聞かれ、
3%+7%=10%!
「10%程度は上がらないと評価できません」と話しました。

今回の加算中心のアップは、利用者の方の負担が増えます。
介護保険料のアップも計画されています。
利用者の方は二重に負担が重くなります。

今回の加算については、白澤先生(ブックマークあり)が、人員配置に対する加算中心であり、
介護の質を担保するものにはなっていないのではないか、という趣旨のことを書かれていますが、同感です。

介護の質をどのように評価するか。
なかなか難しいことですが、このことに挑まない国に高い評価をあたえることはできません。

今回の会場になっているホールには、障がい者が授産施設で製作されたブローチやキーホルダーが販売されていました。
職場の仲間のプレゼントとしてまとめて購入しました。
私はこのようにして、定額給付金を使っていこうと思っています。

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