💛ウクライナに平和を💛
毎日新聞4月8日版から。
マイクロアグレッション(MA)は、人種やジェンダー、性的志向などに関するマイノリティに向けられる、あからさまではない無自覚な差別。
米国で心理学者が理論化し、広く知られるようになった概念。
誰もが当事者になりえるという、
出口真紀子(上智大学教授)さんの寄稿から、
日常受ける攻撃性を可視化。
出口さんは、子ども時代をアメリカで過ごした際、よく言われたのが「英語が上手だね」だった。
幼年期からアメリカの学校に通うと発音もネイティブになる。ほめられる筋合いではないと感じていたが成長するにつれ初対面に人に
常に同じ言葉をかけられることに違和感を覚えるようになった。
ほめられているのにモヤモヤするには「英語がしゃべれることが当たり前じゃない側の人間」だと自分が見られていることに気がついた。
10年ほど前に、MAということばを知って「これだ!」と思った。
「英語が上手だ」と言われるたびに「お前はよそ者だ」というメッセージを受け取っていたと、ふに落ちた。
もっと長い寄稿文ですが、マイクロアグレッション(MA)の概念の理解がすすみます。
最後に、
人間には複数の属性があり、誰もがマジョリティー性とマイノリティー性の両方を兼ね備えている。
だからMAは誰もがやりかねないし、誰もが当事者なのだ。
個人を攻めるより、社会構造を知り、相手を理解し、対話の手助けとなる概念としてこれからも活用してほしい。
マイクロアグレッション(MA) WIKIより
学問的にはいろいろ論争があることがわかります。
wikiの文章も検証が必要ではないかと思います。
💛ウクライナに平和を💛
お読みいただきありがとうございました。