岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

厳しい季節。

2008-02-16 00:05:16 | 地域包括支援センター
「利用者に連絡がとれない」とヘルパーステーションから電話が入った。
利用者の異常に気が付くのは定期訪問するヘルパーさんが多い。

職員が急行するのだが、すでに亡くなられていた。
一人暮らしの方の場合は、家族・親族に至急連絡をとる必要がある。
もちろん警察の仕事だ。
緊急連絡先は、ヘルパーステーションが知っている場合が多いので、警察に
情報提供することになる。
もちろん、検死ということになる。

利用者宅に緊急通報システムが設置されている場合でも、
なかなか救急ボタンを押すことができない。
トイレや入浴中に異変が起こりやすいので、居間などに設置している
緊急通報システムまで手が届かない。
「精神的な安心」ということでは価値があると思うが。
もちろん、強盗という時には役に立つ。

今日は2件。ともに団地の一室だった。
不慮の事故を防ぐには、高齢者賃貸住宅などの利用も考えれるだろう。
目が行き届きやすい。

救命ということでは一人暮らしは、なかなか厳しいのが現状だ。


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