勝てる時に勝たないと何が起こるか分からない。
これがあらゆるゲームの世界の大原則です。
LAに戻ってから優勝を決めたらすごい盛り上がりだなーなんてビジネス的は思考は百害あって一利なし。
ニューヨークでの第5戦、5点ビハインドでも勝つ気満々のドジャースのロバーツ監督以下チーム全員。
ヤンキースは5点取っても勝ちゲームにする自信が感じられなかった。
結局、エラーからの大量失点につながった。
同点になって以降は、精神的に追い詰められていった。
3勝していたドジャースには余裕が見られた。
これではいくらホームでゲームをしているといってもアドバンテージはなかった。
第4戦でのヤンキースファンの不祥事もその焦りを現わしていた。
ベッツ選手がキャッチしたボールを獲ろうとするファン。
さすがのベッツ選手は言い争うことなく定位置にもどった。
その後、加害者といえるファンは退場となった。
ホームランボールが破格値で取引されるマネーゲームの世界。
ベッツ選手からボールを奪い取ろうとするのはその心理の表れだと思う。
一攫千金が狙えるのが外野席なのだ。
ゲームの世界の勝利者であるドジャースはとてつもないビジネス的成功者になった。
大谷選手や山本選手の法外な報酬も1年で回収できたのではないか。
こういったビジネスの話は本来スポーツには関係ないこと。
ほとんどのアスリートたちはビジネスには無縁でただ好きなゲームに邁進している。
オリンピックでも、今のプロ化ではないアマチュアの時代があった。
そんなピュアな時代は過去になったけど。
スポーツの精神性について考える人々も少なからずいるはず。
見直すべきことは多いと思う。
とまれ、ドジャースおめでとう。
この人気、日本のプロ野球が嫉妬しているね。
画像はすべて第4戦です。
ウクライナと中東に平和を!