岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

今夜は京都の自宅でレスパイト。

2008-11-01 00:09:57 | ケアラーのために
月に1回か2回、京都の自宅に帰ってくる。
親元に単身赴任している身にとって、精神的な休息日である。
さすがに金曜日の仕事を終えての移動はきついけれどホッとする。

いくら両親とはいえ、高齢の二人との生活はきつい。
仕事が息抜きとはならないから、岡山にいる限り休んだ気がしない。

他に手段がないし、先は見えぬが、続けるしかない。
続ける自信は今はあるが、母親が入院でもすれば、仕事をもっている身としては
たちまち立ち行かなくなる。
これから先はタイトロープを渡るような日々が続くような気がする。
例えば、父が、歩くことができなくなった時点で、家族の今の生活は成り立たなくなる。
だからといって、認知症が進んできた今は、下肢筋力の維持は難しい。
残念ながら時間をとめることはできない。

物事には、事前に準備できることと、できないことがある。
せめて覚悟だけでも準備しなくてはと思っている。

この3連休には、元職場の女性の結婚式に招待されている。
スピーチを頼まれているので、リラックスできるとはいえないけれど、
新郎新婦とともに、秋の京都を楽しみたい。

※写真は紅葉が始まった総合グランド。
手前の建物は、旧偕行社(陸軍将校クラブ)。

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