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映画『サマー・オブ・ソウル』を観るためシネマクレール丸の内(岡山市)に本日も行きました。
28日木曜日が最終です。16時40分開演です。
昨日よりお客が入っていました。明日は満席になるかもしれません。
ぜひご覧ください。
映画の中の曲やミュージシャンの名を知っている方も多いのですが、演奏者の顔と結びつきませんでした。
今まで他の映像ではほとんど見ていません。
2回観てやっとつながりました。
この映画の監督は、アミール・クエストラブ・トンプソン。
※Wikiでは英語版しかありません。すごいキャリアですが私はまだ理解していません。
彼の生年は1971年。
ハーレム・カルチュラル・フェスティバル開催時にはまだ生まれてなかったのですね。
その彼が膨大なビデオテープを編集して映画を創ったわけです。
非常に創造的作業です。
すごい構成力です。
もちろん、核に置くのは圧倒的なパワーを持つ演奏ですが、今から50年前にハーレムで、ニューヨークで、そして米国、世界で何が起こっていたかを
当時のニュース映像(ほとんどモノクロ)を厳選し効果的に見せていきます。
こちらも一時も目を離させません。
また5万人もの人々が詰めかけた会場風景には驚きます。
ほぼすべての人がカラードです。もちろん圧倒的に黒人です。
子どもたちもピクニック気分で来ています。
そして、お得意のダンスも披露します。
こんな大観衆に出演者自体が驚きます(5万人の前で演奏することはまずありませんから)。
そして、黒人の大観衆の前で演奏するということが、何かを起こしていきます。
新たなパワーを作り出すのです。
映画での演奏は時系列ではありません。そのため突然雨が降ったり晴れたりしますが気にはなりません。
オープニングは、スティーヴィー・ワンダーです。
当時19歳です。最も若い演奏者ながら既にトップスターです。
なんとドラムソロから始まります。
見たことある人いますか?
すごい迫力です。
映画はのっけから全開です。
今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
見出し画像は、もちろんスティーヴィー・ワンダーです。
再録:1969年の夏といえば、伝説のフェス「ウッドストック」がこちらもニューヨークの農場で開催されていた時期です。
3日間で40万人を参加したこのフェスはその映像が世界中で観られ、ロック史上の伝説となっています。
ハーレム・カルチュラル・フェスティバルは、1969年の6月~8月の日曜日の6日間にかけてハーレム マウント・モリス・パークで開催されました。
6日間で30万人が参加しました。