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原作はコミックです。こちら
コミック界では有名なのでしょう。苦手な分野なので知りませんでした。
それにしても「才能」は様々な分野にちりばめられているのですね。
この違国日記は、原作、映画監督、主要な出演者はすべて女性です。
男は女性の周りに配されているだけ。
世界のジェンダーギャップ指数ランキング118位の国の女性は圧政にも負けずに頑張っています。
政治や企業社会の男性優位とは違います。実力が「ある程度」ものをいう世界です。
さて、映画の話です。
予告編はこちら
両親を交通事故で亡くした15歳の少女、その母親の妹が引き取って育てる話です。
その妹(槙生)を新垣結衣、少女(朝)を早瀬憩が演じています。
槙生は朝の母親である姉が大嫌いで絶縁状態だった。
というわけでこの二人は初対面に近い状況です。
このような時には祖父母が引き取ることが多いのですが祖父はすでに他界、祖母は健在ですがもう無理そうです。
咄嗟に槙生が引き取り育てることを決心します。
しかし、小説家になった槙生は、生活には全く無頓着、部屋は散らかり放題で朝の部屋もない状況。
一方、朝は母親に丁寧に育てられ素直な娘に育ってきた。
この二人がどのように生活をつくり育てていくのか。
男ばかりの家庭で育った私にはうかがい知れぬ会話が続きました。
劇的な展開になるわけでもない二人の関係だがお互いに少しずつ成長していく過程が丁寧に描かれていた。
まだ映画館には人影がまばら。
役者も演技もよかった。
お薦めです。
お読みいただきありがとうございました。
ガザに平和を!
G7で国内の不遇を晴らす首相かな
見出し画像は宇治平等院鳳凰堂の鳳凰