先日、近畿運輸局がJR西日本に新型ATS設置認可した。
これはなにかおかしいと思われなかったか。
本来、義務化していない新型ATSを設置することに
認可が必要ということに。
「認可」とは、許されないことに対して例外的に認めるという
意味である。
もちろん、新型ATSが適切に可動するかどうかのチェックは
意味がある。しかしその前提には新型ATSの設置義務規定が
必要なのではないか。
義務ではない新型ATSの設置に、認可がいる理由は、
すでに、義務化されている私鉄大手の設置認可に合わせたため
ではないだろうか。
今回の「新型ATS設置認可」はJR西日本にとって実質として
「届け」のようなものである。
近畿運輸局も「日勤教育」の改善指導をJR西日本に無視されて
た経緯がある(行政指導に拘束力はない)。
近畿運輸局は内容のない世間体だけの指導ぶりを今回も見せた
わけである。
19日の運転再開を進めているらしいが、23日の株主総会前の
再開が必要ということだ。
住民の再開要請が強いことが理由のひとつにあげられているが、
再開嘆願書でも出されているのか。
どのような声なのだろうか。これについても個人情報保護の名目
で明らかにされないのか。
宝塚~尼崎間運行時間は2分間プラスされた。
これで1997年の東西線開業時に近くなったが、まだ中山寺駅
停車分の時間は含まれていない。にもかかわらず、JR西日本は、
「2分間プラスは被害者感情を配慮したもので理屈のない数字」
といっている。
その上、来春改正時には再修正(短くなる)という含みを残して
いる。これは、過スピードダイヤが事故の原因と認めていない
からである(認めたくないという意)。
このような姿勢のJR西日本に、政府・国交省はいかなる根拠で、
運転再開を許すのか。一片の抽象的な改善計画書が提出された
からなのか。
再び事故を起こさないという担保(保証)はどこにあるのか。
見極めていきたい。
これはなにかおかしいと思われなかったか。
本来、義務化していない新型ATSを設置することに
認可が必要ということに。
「認可」とは、許されないことに対して例外的に認めるという
意味である。
もちろん、新型ATSが適切に可動するかどうかのチェックは
意味がある。しかしその前提には新型ATSの設置義務規定が
必要なのではないか。
義務ではない新型ATSの設置に、認可がいる理由は、
すでに、義務化されている私鉄大手の設置認可に合わせたため
ではないだろうか。
今回の「新型ATS設置認可」はJR西日本にとって実質として
「届け」のようなものである。
近畿運輸局も「日勤教育」の改善指導をJR西日本に無視されて
た経緯がある(行政指導に拘束力はない)。
近畿運輸局は内容のない世間体だけの指導ぶりを今回も見せた
わけである。
19日の運転再開を進めているらしいが、23日の株主総会前の
再開が必要ということだ。
住民の再開要請が強いことが理由のひとつにあげられているが、
再開嘆願書でも出されているのか。
どのような声なのだろうか。これについても個人情報保護の名目
で明らかにされないのか。
宝塚~尼崎間運行時間は2分間プラスされた。
これで1997年の東西線開業時に近くなったが、まだ中山寺駅
停車分の時間は含まれていない。にもかかわらず、JR西日本は、
「2分間プラスは被害者感情を配慮したもので理屈のない数字」
といっている。
その上、来春改正時には再修正(短くなる)という含みを残して
いる。これは、過スピードダイヤが事故の原因と認めていない
からである(認めたくないという意)。
このような姿勢のJR西日本に、政府・国交省はいかなる根拠で、
運転再開を許すのか。一片の抽象的な改善計画書が提出された
からなのか。
再び事故を起こさないという担保(保証)はどこにあるのか。
見極めていきたい。