岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

備中高梁 散策の続きです。

2011-05-22 19:58:00 | 岡山


古地図から高梁の城下をみてみましょう(この古地図は文化交流館に展示していました)。
中央に流れているのが高梁川です。左手が上流。北にあたります。
右手は南で総社、倉敷を経て瀬戸内海に注ぎます。
城下町は背後に山並。表に高梁川と四方囲まれています。
敵からの防御という点では適地とはいえないかもしれません。

お城はこの絵図の左側の山の上にあります。
山城です。



部分ですが、ちょうど真ん中あたりに城があります。臥牛山の山頂です。
山裾に武家屋敷があります。
その武家屋敷辺りから臥牛山を望みます。



山頂にあるはずの城が見えません。
この城を見える場所は、もっと遠方に行かなくてはなりません。



2kmほど南下した文化交流館の3階から望みました。手前の高梁城南高校の彼方にみえる山が臥牛山です。
望遠でアップにしてみましょう。



わかりましたか。
山頂、中ほどに写っています。
国指定重要文化財です。1683年に完成しています。

しかし、このような山頂に城があると平時には大変不便です。
そこで山麓に政庁をつくります。
御根小屋御殿といいます。



現在の県立高梁高校です。階段を上っていくと伯備線の踏切です。



正門前の案内板です。学校は石垣で囲まれています。



正門です。



見事な高校ですね。
臥牛山が背景になります。


振り返るこのように見えます。



ということで高梁の街を紹介させていただきました。
まだ、メインテーマに入ることができません。
悪しからず。





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