岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

民主党統合の象徴 小沢党首か。

2007-11-06 20:57:39 | 国民と国会と政治
これだから 政治も歴史も面白い。
「壊し屋」と言われた小沢氏が、民主党の統合のために
留任することがほぼ決まった。

数日間で 今回の連立話は 終わることになる。
与党は漁夫の利を得ようとしたが、安倍内閣崩壊に比べれば
大したことはない結果だ。

今回の連立の取り組みで、明らかになったことも多い。
超老人二人組「お達者クラブ」が介護予防に有効だということだ。
足腰も頭もしっかりしている。
少し話が古いのはいたしかたない。
老害などどは決して、口が裂けても言わない。
我ら地域包括人こそ見習わなくてはならない。

比較的若い両党首も乗せられた「めっぽうよい話」だったのだから。

小沢氏の民主党に関しての激辛コメントは面白かった。
半分以上は当たっている。
特に、衆議院選に関して、勝てないといったところは本音だろう。
そんな簡単なものではないと、この選挙のプロは思っているのだろう。

さてこれからだ。
もう彼が国会でうろうろすることもないだろう。
国会欠席の免罪符をえたようなものだ。
小沢氏は、今まで以上に地方を回る。
自由に地方を回る。
関係者に頭を下げて回る。
私を見捨てなかった可愛い子分のためにも、一緒に戦ってくれと回る。

もし、自民がほくそえんでいると大間違いだ。
小沢氏が、頭を丸めて地方を回りだしたら、本当に何が起こるかわからない。
与党のためのアドバイス。
一時の気のゆるみが致命傷になるよ。

一寸先は闇だ。
今度の闇は夜明け前の暗さだ。

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