朝一番で電話が入った。
自宅で動けなくなっている、すぐ来てほしいという。
住所、電話、名前を聞いて二人で飛び出す。
近くに車を停めて、家を特定し、
ドアをノックする。
返答がないので、ノブを回す。
開いている。
声をかけると奥の部屋から声がする。
上がることを伝え、部屋に入る。
電話の主は、ベッドに横たわっていた。
顔を見ると、顔面を数針縫っていたが
まだ抜糸をしていない。
手はギプスをしている。
どうしたのかと聞くと、
自動車で事故を起こしたようだが、
記憶がないという。
入院して退院したようなのだが、
まったく記憶がない。
しかし、このままでは生きていくことができない。
援助を頼むという。
しかし、年金も少なく、使える金がないという。
子どもとの関係も薄く、近隣にも話せる人はいないという。
いくつかの対応策を講ずることを話して、家を後にした。
帰り道、同行者が、腕に刺青があったという。
私はまったく気が付かなかった。
どこを見ていたのだろう。
顔を傷口を見ていただけなのだろうか。
やはり複数で訪問することの意味がここにある。
もちろん、この方がどのような人生を送ってこられたのかは
知る由もないが、現実に困難に遭遇している人を
支援するのが我々の仕事である。
自宅で動けなくなっている、すぐ来てほしいという。
住所、電話、名前を聞いて二人で飛び出す。
近くに車を停めて、家を特定し、
ドアをノックする。
返答がないので、ノブを回す。
開いている。
声をかけると奥の部屋から声がする。
上がることを伝え、部屋に入る。
電話の主は、ベッドに横たわっていた。
顔を見ると、顔面を数針縫っていたが
まだ抜糸をしていない。
手はギプスをしている。
どうしたのかと聞くと、
自動車で事故を起こしたようだが、
記憶がないという。
入院して退院したようなのだが、
まったく記憶がない。
しかし、このままでは生きていくことができない。
援助を頼むという。
しかし、年金も少なく、使える金がないという。
子どもとの関係も薄く、近隣にも話せる人はいないという。
いくつかの対応策を講ずることを話して、家を後にした。
帰り道、同行者が、腕に刺青があったという。
私はまったく気が付かなかった。
どこを見ていたのだろう。
顔を傷口を見ていただけなのだろうか。
やはり複数で訪問することの意味がここにある。
もちろん、この方がどのような人生を送ってこられたのかは
知る由もないが、現実に困難に遭遇している人を
支援するのが我々の仕事である。