岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

若年性認知症の当事者 佐藤雅彦さんが64歳になられました。

2018-05-10 09:23:38 | 佐藤雅彦さんと認知症のページ 

フェイスブックのタイムラインより転載させていただきます。

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5月10日 無事64歳の誕生日を迎えることができましたありがとうがざいます。13年前にアルツハイマー型認知症と診断され、6年から10年で全介護になると、書かれた本を読んだときは、絶望しましたが、今は夢のように元気です。
最近思う事 2018年5月9日 
一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループ
                     副代表 佐藤雅彦
1 生きずらい原因 の究明
認知症への偏見がある為、生きずらい
どんな偏見があるか
認知症になると何も理解できなく、まともな話ができなくなると思い、友達が去って行く。本当はゆっくり話していただければ大抵のことは理解できる。
認知症になると、何もできなくなる、本当はできなくなる部分もあるが、おおくの機能がのこされている。
私は、記憶力には自信がないが、自分の考えを文章にまとめることができる。

2 認知症の人は、どんなことを望むか
人それぞれ、症状も違うので、個性を大切にしてもらいたい。
社会に役立ちたいと思っているので、役割を与えてほしい。
私たちの能力を信じて、任せても良いことは任せてほしい。
私達のことを決めるとき、私たちの意見を尊重してほしい。
何もわからないのではなく、豊かな精神活動をしていることをわかって欲しい。
イロイロの能力が残されていることを信じて欲しい。
認知症への偏見をなくして、認知症当事者が住みやすい社会になってほしい。
認知症当事者は普通の人である事をわかってほしい。
可哀想な人と思わないでほしい。

3 これからの活動
認知症への偏見を無くす活動をする。
認知症当事者にとって、住みやすい社会をみんなと一緒に考えていく。
生きやすい、生活を追い求めていく。
認知症当事者の行動の自由を追い求める、活動をする。
道に迷うようだと、案内人のボランティアを募集する。
困ったときは、気軽に助けて言える社会を作る

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転載終わり
 
私の両親は、ともに認知症を発症しました。
いくら予防しても なるときはなりますね。
認知症になっても住みやすい社会づくりが不可欠です。
 

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