明日は、米国テロ攻撃から10年。
東日本大震災から半年です。
ともに世界の情勢を大きく変える日となりました。
10年に渡るテロ関係の犠牲者は20万人以上といわれています。
2001年から世界は戦争状態か、臨戦状態が続いています。
一方、東日本大震災と福島原発事故による汚染は、私たちの拠って立つ基盤がいかに脆弱か思い知らされました。
もちろん、世界の人々も他人事ではないと考えたことでしょう。
米国のイラクへの攻撃は大義である化学兵器工場や核開発工場が存在しないことで頓挫しました。
米国は威信を失い財政的にも危機状態を招いています。
かつてベトナム戦争の過失を繰り返したことになります。
しかし、米国の凋落は見捨てておくわけにはいきません。
世界にはある程度、中心になる国が必要です。
中国やインドなどの新興国が米国の役割を担うわけに行かないのは自明です。
日本もますます内向きの国になっています。
世界のために汗を流そうという人は少なくなっています。
NGOへの人々の関心も低下しています。
残念ながら日本人は日本国内への対応に目を奪われています。
東日本大震災は世界の人々による支援を得ました。
3.11は日本の災害でしたが福島原発事故のように世界を汚染しました。
再び、世界へ貢献することでしか、私たちの存在意義は示せません。
再び、世界へ。
外へ向かおう。