岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

まずは、「介護保険者証」の改革から。

2010-02-03 21:56:13 | 社会福祉士
坂之上の昼下がり さんで紹介されている通り、本日付で厚労省の介護保険制度の書類関係の
簡素化案の募集がありました。

私もこれから考えようと思っていますが、まずこれだけは実行してほしいことを書きます。

それは、介護保険のサービスを受ける利用者の方に手渡すことになる書類の字が小さすぎること。
まず、役所から郵送される「介護保険者証」(正確な名称ではないです)に印字されている
文字が級数が小さすぎて、ご本人が読むことが困難です。

「字が小さすぎて読めん」といわれます。

介護保険者証を送られる方は高齢者です。後期高齢者医療保険者証もそうです。
どちらもとても字が小さい。
まず、ここにバリアがあります。

契約書や重要事項説明書も同様ですが、これは事業所で作るものです。
自分たちで改良できます。

問題は、書類に利用者の方やご家族の住所や名前の書くところが多すぎること。
そして捺印を何か所もしなくてはなりません。

私は署名だけにしてほしいと思っています。
今の時代にいまさら、捺印が必要とは思えないし、住所や電話番号を繰り返し書いてもらう
必要はありません。

利用者さんの負担を重くしているだけです。

捺印に関しても「認め」ですから、100円で購入できます。
このような捺印に意味があるとは思えません。
署名に勝る本人認証はないと思います。
形式だけです。

ケアマネさんや事業者さん、そして私のような人間が利用者さんの印を求めて走り回る光景は
とても滑稽です。
業務の価値をおとしめています。
スタンプラリーなどといって自虐的に話す声をよく聞きます。

ここ数日で思いついたことを書きました。

まずは、利用者の方に視点からスタートだと思います。



※写真は市北部の半田山の山麓。豪邸があります。
○ネッセ・コーポレーションの創業者一族の邸宅では。
門札が、○武となっていました。
ここからの眺めは当市随一でしょう。街並みを見下ろします。
この町のビバリーヒルズですね。

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